ボールパーク(ball park)マツダスタジアム

  南区南蟹屋2-3-1の‘広島市新球場命名権取得後通称’「マツダスタジアム」を取り上げました。
※2008年11月5日マツダが命名権(5年間)取得、2013年命名権がマツダで更新されました。
※2019年3月1日マツダが2024年3月31日まで命名権契約更新(権料は年間2億2000万円)されました。
広島市新球場は、今はやりの命名権を売りに出し、マツダ株式会社(広島本社:広島県安芸郡府中町新地3-1)がその権利を獲得し「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島」と命名されましたが、長すぎでどうにもならないと思っていたら、「マツダスタジアム」という通称で呼んでいいということになったそうです。
建築面積 22,845.08u
延べ面積 39,282.54u
構造 鉄筋コンクリート造、プレストレスト・コンクリート造、プレキャスト・プレストレスト・コンクリート造、鉄骨造
最高高さ 30.65m
階数 地上7階、地下1階
グラウンド 右翼100m、左翼101m、中堅122m
観客席数 30,350席(立見、芝生等の観客数を除く固定席数)
場所 広島市南区南蟹屋2-3-1
用途 野球場(ボールパーク)
敷地 50,486.13u(敷地拡張後)
工期 平成19年9月28日〜平成21年3月16日
発注者 広島市都市活性化局新球場建設部
監理者 広島市都市活性化局新球場建設部
(株)環境デザイン研究所
工事費 約90億円(設計・工事監理費含む)
広島市民球場の名を引き継ぐこのマツダスタジアム、投資資金を回収するには試合観戦料に跳ね返るのは重々わかることではあるのですが、高すぎるというのが(無職のわたし個人の勝手な)思いなのです。
ボールパークの祖といわれるカムデンヤーズはあえて収容人数を減らし、相対的に収容率を上げ、ファンにチケット購入に対する飢餓感を醸成させることで購買意欲をあおるというマーケティング方法を採用したと聞きますが、2005(平成17)年国勢調査での広島市総人口1,154,595人の都市にあてはめる方法ではないのではと思っています。
2009年は新球場初年度ということからか?安い観客料金の席を提供しなくても多数の観客を集めることができたようですが、広島市民球場ということを忘れてはならないのではと思い、敢えてここに取り上げました。
2018年墓参りの後、この日は大州通りを通って帰宅途中車の中から松さスタジアムを撮影しました。
カーラジオで聞いていたこの日の試合は残念ながら負け試合でしたが、この年もセリーグ優勝を獲得してくれました。
2024年までは通称・マツダスタジアムという名称が続くことが決まりました。
19.10.12.更新  09.11.01裕・記編集

09.08.29撮影
広島市南区南蟹屋2-3-1

09.07.04撮影

09.08.29撮影
スタジアム正面

09.07.04撮影
3塁側から1塁側をみる

09.07.04撮影

09.07.04撮影
3塁側からセンタースコアボードをみる

09.07.04撮影

09.07.04撮影
1塁側から3塁側パフォーマンススタンド(ビジター側)方向をみる

09.07.04撮影

09.07.04撮影
ホームベース側をみる
(通称)マツダスタジアムの概要

09.07.04撮影
広島市新球場を語る時、「ボールパーク」という言葉を耳にするのですが、(わたしは)ほとんど知りませんでした。
(新古典派=ネオ・クラシカル様式)ボールパークの先駆けは、(米・メリーランド州)ボルチモア・オリオールズのホーム球場の『オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズボールパーク』で英語で野球場のことを指す言葉ということを(わたしは)はじめて知りました。
日本では野球場のことを(英語で)スタジアム(stadium)と呼び、ボールパークと呼ばれることはなかったと(わたしは)思うのです。米国では、単にパーク、あるいはフィールドとも呼ばれるそうですが、パークだけでは日本語で云う公園との区別がつかないように思います。
現在、日本でボールパーク(ball park)という用語が用いられる場合、天然芝、狭いファウルゾーン、野球専用でプレーが観やすい観客席、レトロ調、左右非対称のグラウンド形状、設計の随所に見られる遊び心を特徴とした米国メジャーリーグの球場、もしくは同様の趣向で設計された野球場を指す場合が多いようです。
広島(東洋)カープの本拠地として計画された球場は、他の日本の大都市同様にドーム球場を建設する方針で動き始めましたが、市債が一兆円にも及ぶ借金がある広島市、(や市民)、カープ球団は採算性を危惧し、また選手らの肉体的負担を考慮するという考えを取上げ(天然芝のフィールドを求め)たことなどから、レトロ調ボールパーク建設計画に変更され、2009(平成21)年春完成し、新しい広島カープのシーズンを迎えたのです。

18.09.24.撮影
(大州通りを走る車の中から撮影しました)

18.09.24.撮影

18.09.24.撮影



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