|
中区基町の広島市立中央図書館に建立されている山田忠治作「雪国の子」です。 |
|
「雪国の子」
1944(昭和19)年作
山田忠治
1900(明治33)年〜1954(昭和29)年 |
 |
|
HPを編集していて関連の資料がないかと、何度か訪ねている広島中央図書館3階広島資料室の前と云うか3階ホールに展示してある木彫に目がいくことがなかったようで、2012年になって3点の彫刻が展示されている事に気がつき、広島ぶらり散歩「野外彫刻など」編に加えようと撮影しました。 |
エレベーターを降りてこれら木彫をみた時、暗い雰囲気を醸し出した作品だなと直観的に思いました。
手前2体が下を向いているからではなくこれらの木彫全体的に感じて、近づいてみました。
作品プレートがありましたのでみると、1944(昭和19)年作「雪国の子」とありました。1944年といえば太平洋戦争の敗戦が決まる1945(昭和20)年8月15日に向かっているころで、その時代背景が作者(山田忠治についての経歴などはいまのわたしにはわかりませんが)の心に深くかかわっていたのではないのか?と感じながらこの「雪国の子」と題された作品をみました。 |
12.08.15裕・記編集 |