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中区袋町の旧日本銀行広島支店で催されたヒロシマ・アート・ドキュメント2018に出品された島久幸作「紙の民、鉛の亀」です。 |
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インスタレーション作品「紙の民、鉛の亀」は、
鉛板で亀の姿を構成した作品。手足のようにも見える造形作品は、福島第1原発事故後、放射能の除染で出た砂を入れる袋がモチーフになっているそうです。 |
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島 久幸(しまひさゆき:1953- )
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彫刻家。奈良県生まれ。東京藝術大学美術学部大学院博士課程満期退学。
2001(平成13)年天理ビエンナ-レ準大賞受賞。 |
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ヒロシマ アート ドキュメント2018
会期:2018年9月22日(土)~ 10月3日(水)
ヒロシマ・アート・ドキュメントは1994(平成6)年以来、被爆地の記憶について国内外のアーティストの視点を紹介してきました。彼らの作品は公共の場所や2001年から芸術文化活動拠点としても利用される被爆建物旧日本銀行広島支店で展示されてきました。25回目にあたる本年は日本とフランスから10人が参加しました。
主催:クリエイティヴ・ユニオン・ヒロシマ |
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2018年10月カープのセリーグ三連覇も決まり、街の賑わいでも見てみるかと市中心部に出たのです。
旧日銀前を通った時催されていた「ヒロシマ アート ドキュメント2018」の宣伝幕(上画像)が目に留まり、最終日と分かり覗いてみるかと立ち寄ったのです。
既に催しは終わり2019年になっていますが、この島久幸作品を撮影していましたので、この頁を編集しました。いまだ福島第一原発事故の収束の目途さえついておらず、令和の世に持ち越しました。 |
19.06.09.裕・記編集 |