中村晋也作品:EOS

  中区立町のひろぎん証券1階ロビーに展示されている中村晋也作「EOS」です。
EOS:エーオース又はヘオース、日本語ではエオスとも呼ぶ。
ギリシア神話に登場する暁の女神である。その名は古典ギリシア語で「暁」を意味し、暁の神格化である。ティーターンの系譜に属し、様々な恋の物語が彼女をめぐって存在する。
ここで取り上げたEOSは、中村晋也の代表作だそうです。
『躍動感あふれる名馬が、古代ギリシャのオリンピック種目であった戦車競走の戦車を全力疾走で引く。細部にわたって繊細な装飾が施され、古代ギリシャのEOS神の存在感を際立たせています。
EOS神は古代ローマではAuroraとなり、暁の女神となった(オーロラの語源)。
左の馬はランボス、光のランプの語源となったといわれ、右の馬はパエトンと呼ばれ、光り輝くという意味をもつ。EOS神は光の玉をもち、曙の女神にふさわしく闇の世界を照らし、勝利し続けたという神話がモチーフ。』
中村晋也(なかむら しんや:1926-   )
彫刻家。三重県亀山市出身。東京高等師範学校卒。
古賀忠雄(1903-1979)に師事。1958(昭和33)年白日会会員となる。
1950(昭和25)年日展に初入選、1967・1968年特選、1969(昭和44)年「宴の華」で菊華賞。1988(昭和63)年「朝の祈り」で芸術院賞。ブロンズによる洗練された裸婦像を制作。
1972(昭和47)年鹿児島大教授。1989(平成元)年芸術院会員。2002(平成14)年文化功労者。2007(平成19)年文化勲章。作品に「大久保利通公像」「若き薩摩の群像」など。
作品プレートにある「EOS」の意味はわかりませんでしたが、昔々みた“ベンハー”の戦車競走シーンが思い浮かびましたが、どう見ても男ではないな〜?帰宅してNET検索すればすぐわかるだろうと想いはしました。
この作品、日体大等各所に作品が展示されているようです。ここでの展示は、株の暗闇を突破し照らす女神がひろぎん証券にも欲しいということで展示に至ったのでしょうか??
妻が中国電力の1株株主で、ここひろぎん証券に株券を預けていたのです。わたしが相続しましたが、息子が2人ですので、2株にしようと、それらの手続きにやって来たのです。
1階ロビーに入ると、この彫刻が目に入ったのです。手続きをやってくれた社員の方に撮影したいとお願いし、撮影できたので、この頁を編集しました。
 21.06.19.裕・記編集

20.06.22.撮影
広島市中区立町2-30 (ひろぎん証券株式会社)

20.06.22.撮影

20.06.22.撮影

20.06.22.撮影
(後が鏡で写っています) 

20.06.22.撮影
(馬それぞれに名前があるのをNET検索で知りました:上記) 



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