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福岡市東区志賀島の“志賀海神社”境内に建立されている「万葉歌碑 (志賀島第一号歌碑)」を取り上げました。 |
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ちはやぶる鐘(かね)の岬を過ぎぬとも
われは忘れじ志賀の皇神(すめがみ) |
「航海の難所である鐘の岬を過ぎたとしても、わたしは海路の無事をお願いしたこの志賀の神様を忘れません。」という意味の歌です。
ちはやぶるとは狂暴なとか勢いが強いとされ、鐘の岬は現在の宗像市鐘崎の織幡神社が鎮座する岬で、対峙する地島(じのしま)との間の瀬戸は航海の難所でした。志賀島から船出して奈良の都へ向かう官人が詠んだものです。 |
2004(平成14)年3月福岡市教育委員会 |
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福岡で育ったわたしですが、万葉集を紐解いたことはありませんでした。
広島ぶらり散歩「文学碑など」編を編集しだしましたので、志賀島・自然保護センターと資料館でみた資料の中に万葉集の歌碑が志賀島のそこここに建立されていることを知りましたので、見たものだけですが撮影しました。 |
2018年再び参拝したので参道横に建立されているこの碑を撮影したので画像を増やしこの頁を更新しました。 |
19.07.24.更新 08.11.30裕・記編集 |