(乃木旧邸の)台柄、手押しポンプ

  下関市長府宮の内町の乃木神社境内の乃木旧邸でみた「台柄」「手押しポンプ」です。
台柄は、乃木旧邸西側にあり、乃木希典はこれに書見台を設け、小さな妹を背負って台柄を踏みながら、勉学に励み、母親の手助けをされたそうです。
だいがら
台柄
米搗台(玄米をついて白米にする作業台)を長州の地方でこう呼んでいるそうです。
しょけんだい
書見台
読書用の台。
ここ(下関市長府)乃木神社で、復元された旧乃木邸をみながら、裏手に回った時に井戸が目に入り、その井戸に手押しポンプが設置されていましたので、神社設置の説明板にある「台柄」よりも手押しポンプを撮影しました。
手押しポンプ中心に撮影したわたしですが、ここ旧乃木邸で云えば「台柄」が主題で全体を撮影していないことを恥じていますが、台柄の頁になるだけの画像がありませんので、お許し願って手押しポンプ中心になりました。
雨模様だったからと言い訳にはならないことを考えながら手押しポンプのメーカーはと思ったのです。(広島市内ではみない)トレードマークでした。どうも「カネヨ印」の村井産業というメーカーの簡単な形式(がちゃぽんといわれる)の手押しポンプのようでした。
しかし乃木希典がここで過ごしたという1859(安政6)年から1865(慶応元)年にこのメーカーの手押しポンプがあったわけではなく、手押しポンプ自体がなかった時代で、つるべで水を汲みあげていた時代だったのだと思いながらこの頁を編集していました。
12.01.02裕・記編集

09.01.29撮影
山口県下関市長府宮の内町3-8  乃木神社

09.01.29撮影

09.01.29撮影
(手押しポンプの向うに、わずかですが台柄の踏む部分がわかります)
敬称は略しています



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