和同橋

  山口県下関市長府宮の内を流れる逢坂川に架かる「和銅橋」です。
國分寺址・碑をみた後、覚苑寺に行く途中でみた短い橋で、橋名をみると「和同橋」でしたので撮影しました。
新しい橋のように見えましたが、平成6(1994)年竣工の橋でした。
逢坂川に架かる橋で、床版は石材敷きになって、石橋風な橋になっていました。
わどうかいちん
和同開珎
【「珎」は「珍」の異体字】日本で鋳造された銭貨の一。皇朝十二銭のうちで最も古い。
和銅元(708)年に発行。銀銭と銅銭があり、銀銭は翌年廃止。全国数か所で鋳造され、主に畿内およびその周辺で流通した。
平城京で和同開珎の元になる種銭を作成し、それを銅の産出地に送って大量生産した可能性があるとされる。
和同開珎に因む橋名だろう〜と思いましたが、どう繋がっているのかはこの橋をみた時にはわからなかったのですが、覚苑寺を訪ねた時にわかりました。覚苑寺の前に「長門鋳銭所跡」碑が建っており説明板が設置され、読むと、この辺りで、和同開珎を鋳銭していたというゆかりの土地から、この「和同橋」という名が付けられたのだろうと思いました。
12.02.01裕・記編集

09.01.29撮影
山口県下関市長府宮の内 (一部長府安養寺)

09.01.29撮影

09.01.29撮影
逢坂川 和同橋

09.01.29撮影

09.01.29撮影
平成六年吉日(=1994年) わどうはし

09.01.29撮影



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