長府毛利邸

  長府毛利邸は、長府毛利家第十四代当主の毛利元敏(1849-1908)公が、東京から長府に帰住し、この地を選んで建てた邸宅で、明治31(1898)年に起工し、明治36(1903)年6月2日に完成した後、大正8(1919)年まで長府毛利家の本邸として使用されました。
その間、明治35(1902)年11月には、明治天皇(1852-1912)が、熊本で行われた陸軍大演習を御視察の際、当邸を行在所として使用され、一部の部屋は当時のまま残されていて、往時を偲ばせてくれます。また、津軽家に嫁がれ、常陸宮華子妃殿下の生母となられた久子様(元敏の孫)も、この屋敷で幼少時代を過ごされています。邸内にある庭園は、池泉回遊式で苔・石・池・楓・灯籠等配置の妙は、新緑や紅葉の季節に一段と映え、しっとりとした日本庭園のたたずまいを感じさせてくれます。
入館料:大人@200円/人。 時間:9:00〜17:00(12月28日〜1月4日休館)。
覚苑寺から長府毛利邸を見学して、日頼寺に行きました。
ここ長府毛利邸は、明治後期に建てられた邸宅でしたが、江戸時代の香りがするような雰囲気をもった邸宅でした。
明治天皇(第122代:1852-1912)が宿泊されたところが撮影禁止とはなっていないようでしたが、撮影していませんでしたので、入館時頂いたパンフレットの画像を使用して紹介しました。
 12.02.09裕・記編集

09.01.29撮影
山口県下関市長府惣社町4-10

09.01.29撮影

09.01.29撮影

09.01.29撮影
明治天皇長府行在所 (入館時頂いた)パンフレットの画像を使用しました
(入館時頂いた)パンフレットの平面図を使用しました



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