(光海神社境内)手水鉢の盃状穴、オガタマノキ

  竹原市吉名町宮条に鎮座している光海神社社殿前の手水鉢でみた「盃状穴」です。
※境内参道根際でみた「招霊木(オガタマノキ)」もこの頁の下段に取り上げました。
盃状穴(はいじょうけつ)
盃(さかずき)の形に回転により擦りあけた穴のことです。
一説には子孫繁栄と五穀豊穣を願った説と陰陽の陰の説もあり、穴に鯨の油などを入れ灯明としたともいわれています。
現在、盃状穴は謎が多く学会でも解明されていないそうです。
ここ光海神社の社殿前で参拝しようとしたときに横にあった手水鉢にここで取り上げた盃状穴があったのです。
久しぶりに盃状穴をみたので、撮影しこの頁を編集しました。
17.11.14.裕・記編集

17.09.08.撮影
広島県竹原市吉名町(宮条)2046  光海神社社殿前

17.09.08.撮影

17.09.08.撮影
(境内の)オガタマノキ
    招霊(おがたま)の木
日本神話において天照大神が天の岩戸にお隠れになった時、その岩戸の前でまった天宇受賣命(あめのうづめのみこと)が手にされていた木とされ、古くは榊などとともに神前に供えるのに用いられました。
また、果実がはぜて中の真っ赤な種子がみえる姿より神楽鈴が考え出されたとも伝えられています。
さらには、一円硬貨に描かれている木の図案はこの木だともいわれています。
参道石段の根際に少し苔むした招霊木の説明板がありましたので、取り上げるかと思ったのです。
天の岩戸の神話は知っていましたが、女神が手にしていたのがオガタマノキということは(わたしは)知らなかったからです。
   関連頁:(平和記念公園で花・実をみた)オガタマノキ

17.09.08.撮影
参道石段の根際に設置があった「オガタマノキ」説明板

17.09.08.撮影

17.09.08.撮影

17.09.08.撮影

17.09.08.撮影

17.09.08.撮影
松遺木
「太閤松」記念
(奉納絵馬)
楠木正成・正行 桜井の別れ
(奉納絵馬)
弁慶牛若合戦



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