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大竹市小方の亀居公園に設置整備されている「詩の坂道」です。
※作詞家・石本美由起を顕彰して名付けられた坂道です。 |
(詩の坂道※設置の)趣旨 昭和62(1987)年4月大竹市 |
石本美由紀先生は、広島県大竹市の出身で、歌謡界における第一人者の作詞(作詩)家です。
今日まで発表された作品は3500点以上にも及んでおり、広く大衆の心に触れ敬愛されております。
石本先生の作詞(作詩)生活40年を記念して、歌謡史に燦然と輝く業績を永遠に讃え「詩の坂道」と題し延長約380mの間に、七基の詩碑と一基の記念碑(合計で8基の碑)をここに設置しました。 |
なお、平成11(1999)年に「歌と故郷と思い出と」という作詩家生活50周年記念(を顕彰した)碑が建立され、現在全部で九基の碑が建立されています。 |
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広島県商工労働局観光課の資料では『しのさかみち』と振り仮名を振っています。 |
※2 |
大竹小方公民館で頂いたリーフレットには『詩(うた)の坂道 心のふるさと』と振り仮名を振っています。 |
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石本 美由起 (いしもと みゆき:1924-2009) |
作詞(作詩)家。広島県大竹市出身。本名、美幸。
少年時代はぜんそく気味だったそうです。1944(昭和19)年海軍大竹海兵団入隊、すぐ体調崩す。戦後、歌謡同人誌への投稿を経て、1948(昭和23)年「長崎のザボン売り」(歌:小畑実)のヒットで
、1950(昭和25)年キングレコードと専属契約。1951(昭和26)年コロムビアレコード社に移る。 1984(昭和59)年紫綬褒章受章。1998(平成10)年勲三等瑞宝章受賞。
喚起力のある言葉、音感的にきれいな言葉、というのが作詞家としての信条だったそうです。
作曲家の古賀政男や遠藤実らとのコンビで歌謡曲を多数作詞。代表作は、美空ひばりが歌った「港町十三番地」「悲しい酒」、岡晴夫が歌った「憧れのハワイ航路」などなど。 |
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「亀居城」の事を大竹市Web siteでみると『亀居公園は、広島城主福島正則(藩主在任:1600−1619)が1608(慶長13)年に築いた支城「亀居城」の跡を公園として整備したもので、桜の名所として知られています。本丸跡地からの瀬戸内海の眺望は最高です。 また、大竹市出身の石本美由起氏の作詞家生活40周年を記念してつくられた“詩の坂道”は、「悲しい酒」や「憧れのハワイ航路」など7つの歌碑と1つの記念碑が遊歩道で結ばれ、訪れる人のロマンをかきたてます。』と紹介していますが7つの歌碑が、何と何かがわかりませんでしたので、小方公民館に立ち寄り「詩(うた)の坂道 心のふるさと」という7つの歌碑と2つの記念碑が建立されている位置を記したリーフレットを頂きましたので、建立の碑全部を見て撮影することが出来ました。
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強い通り雨が降った後で、平日の午後という日ではありましたが、この亀居公園を訪ねている時に、誰一人出会うことがありませんでしたので、これほど整備された公園なのにチトさびしく思いました。全国的にも、もっと知れてもいいのではと(わたしは)思いました。この頁が「詩の坂道」の紹介になれば思って編集しています。
「しのさかみち」と思っていましたが、頂いたリーフレットで「うたのさかみち」と読む事を(わたしは)知り、このわたしの頁では、『うたのさかみち』を選択していますが、『しのさかみち』と読んでも正解ではとも思っていますが。 |
11.06.29更新 11.06.20裕・記編集 |