(防府市地域交流センター)からくり時計・交流の輪

  山口県防府市戎町の防府市地域交流センター前に設置されている「からくり時計・交流の輪 」です。
 交流の輪                          1998(平成10)年10月 防府市
このからくり時計は正時になると裸坊、楽器のキャラクターが登場し、かわいい踊りをくりひろげます。また、時計全体が回転し、輪の中の見えない楽器があな たを名演奏者にしてくれます。ここは出会いの場。交流の輪が広がることを願って・・・
『直径5.4m(H5.4×W5.4)×D1.1m。ステンレス製で金箔が貼ってあり、時間によって時計本体の向きが変わり、LEDによる時間表示をしています。定時になると時報が鳴り、上部が開いて防府天満宮の「裸坊行列」か「楽器のキャラクター」が現れます。このからくりの稼働時間は、アスピラートの開館時間の午前9時から午後10時まで』だそうで、平成10(1998)年1億4700万円をかけて設置、年間保守点検費や電気代に150万円がかかっているそうです。
平成21(2009)年第4回防府市議会定例会会議録が公開されています。その中にこのからくり時計について市会議員の質問に対して松浦正人市長が『設置されて既に11年を経過しておりますことから、部品なども傷んできていると推測され、特に時計機能や回転する機能が故障した場合には多額な修繕料を必要とすると考えられます。これらの維持管理に要する経費につきましては、市民の皆様の大切な税金を使わせていただくわけでもありますし、そのことも十二分に承知しておるところであります。そこで、一つの例としてではございますが、簡易な修繕で直らない場合、時計に仕込まれているからくり人形を外して、アスピラートでケース展示し、本体はモニュメントとして活用する方法もあるのではないかとも考えております。いずれにしましても財政状況をしっかり見ながら、最善の方法を見出すのが必要なことではないかと考えているところでございます。』と答えていますので、その内にからくり時計からモニュメントへ変貌することになる??ようです。
JR防府駅前(天神口前の)堀内正和作の野外彫刻「体積が等しい12の三角柱」を撮影している時に、東側に見えたのがこの時計でした。みた時12・3・6・9の文字をみましたので時計だなと思いました。この「交流の輪」の説明板(上記)が設置されており読むとからくり時計と云うことがわかりました。しかし今の時間は?何処をみればいいのか?なと不思議なものだな〜と思いながら撮影だけはしたのです。
帰宅後NET検索で「交流の輪」をみると、防府市市議会で無用の長物?、金食い虫と云われているような議論がある事を知りましたが時計としての今の時間は何処をどうみればいいのかがわからないままこの頁を編集しました。
 11.11.06裕・記編集

11.09.22.撮影
山口県防府市戎町1-1-28  防府市地域交流センター(アスピラート)前

11.09.22.撮影

11.09.22.撮影

11.09.22.撮影



「山口ぶらり散歩」編


(「野外彫刻など」編)



(広島ぶらり散歩へ)
JR防府駅
 山本辰昭作:川辺のおもいで
 熊谷友児作:種田山頭火像
 (防府駅前広場)種田山頭火句碑
 堀内正和作:体積が等しい12の三角柱
 (からくり時計)交流の輪
 (生誕120年記念)種田山頭火句碑
 淀井敏夫作:周防の海


「防府市」編


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