冨長敦也作「Our Love」

  宇部市大字沖宇部のときわ公園に展示されている冨長敦也作野外彫刻の「Our Love」です。
          Our Love
       冨長 敦也    2013年
  第25回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)大賞
素材: トラバーチン〔大理石の一種。緻密な縞状構造〕
    (白:イタリア、赤:イラン、黄:旧ユーゴスラビア産)
サイズ: H65×W450×D450cm
   冨長敦也(とみなが あつや:1961-   )
大阪市出身。金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科絵画・彫刻専攻修了。1990(平成2)年第3回三田彫刻コンペティション特別賞受賞。2005(平成17)年あまがさき平和モニュメントデザインコンクール優秀賞受賞。
  作家の言葉
石に宿る原始的なエネルギーをダイナミックに捉え、古くから果実や聖杯に起源をもつハートを表現します。この作品に接する人たちが、私たちが生きる世界を宇宙的なスケールで感じ取り、生のインスピレーションを持つことができる「共鳴の場」になることを祈ります。
Wikipediaによるとハートマークについて次のような説を取り上げています。
ハートマークは、心臓を表すシンボルです。
古代ギリシャでは、ハートマークと非常に良く似た形をしたシルフィウム(既に絶滅している植物の一種)の種または果実をモチーフとした銀貨が発行されており、起源の一説です。
トランプの絵柄のひとつでもあるハートマークは、本来はカップの形をしていたが、ドイツではかわってハートの形をしたマークが使われ現在もほぼそのまま使われています。
ときわ湖水ホール前に山根耕作「つなぎ石-作品3」とその前の広場にここで取り上げた冨長敦也の作品「Our Love」が展示されていました。
作者の言葉『私たちが生きる世界を宇宙的なスケール(≒規模)で感じ取り、生のインスピレーション(≒霊感)を持つことができる「共鳴の場」になることを祈ります。』とありましたが、芸術にも疎く霊感(もともとなかったのかも知れない)の衰えもあるわたしにはこの3個の石組作品からは宇宙的な規模を感じることができなかったな~~と作者の祈りに答えられなかったと思いました。
17.10.22.裕・記編集

17.08.02.撮影
山口県宇部市大字沖宇部254  ときわ公園東側のときわ湖水ホール前広場

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影
ハート形の3つの色違いの石が作品を構成しています



「宇部市」編



何処に行ってもぶらり散歩
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