三木俊治作「未来を語るテーブル」

  宇部市大字沖宇部のときわ公園に展示されている三木俊治作野外彫刻の「未来を語るテーブル」です。
            未来を語るテーブル
          三木俊治    1999
第15回神戸須磨離宮公園現代彫刻展、宇部市野外彫刻美術館賞
素材: 黒花崗岩
サイズ: 52×180×149cm
  三木俊治(みき としはる:1945-   )
栃木県旧塩原町出身。 東京造形大学美術学科彫刻専攻卒業。1985(昭和60)年第1回現代日本具象彫刻展大賞(千葉県立美術館)。1990(平成2)年'90ふれあいロ-ド彫刻展大賞(茨城県)。
ロゼッタ・ストーン:
( Rosetta Stone )
古代エジプトの象形文字の解読に重要な手がかりとなった玄武岩製石碑。
ナポレオン(1769-1821)のエジプト遠征のおり、1799年8月ナイルの一河口の町ロゼッタ(アラビア語ではラシード)の近くで発見されたのでこの名がある。現在大英博物館所蔵。
上段、中段、下段にヒエログリフ(聖刻文字)、デモティック(民衆文字。ヒエログリフの略書体)、ギリシア文字で同一の内容の文〔プトレマイオス5世(前204?-前181)をたたえる神官団の布告〕が刻まれている。
象形文字の解読の手掛かりになったエジプトで見つかった石碑は、むかし習ったことがあるので記憶はあったのですが「ロゼッタ・ストーン」の名前が出てこなかったのです。“象形文字 解読 石”でNET検索してわかり辞書を引いてみました。
この作品を間近でみて、象形文字の解読に役立った石碑にヒントを得ての作品だなと思いました。
作品名「未来を語るテーブル」であるならそれぞれの辺に椅子が配置されていたら疲れをとるために腰掛け未来の日本のことでも語られたかなと思ったりしましたが。
17.10.29.裕・記編集

17.08.02.撮影
山口県宇部市大字沖宇部254  ときわ公園噴水池付近

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影



「宇部市」編



何処に行ってもぶらり散歩
「山口県ぶらり散歩」編


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