ハンス・ショール作「Storage of celestial mechanics」

  宇部市大字沖宇部のときわ公園に展示されているハンス・ショール作野外彫刻の「Storage of celestial mechanics」です。
          Storage of celestial mechanics
           ハンス・ショール   2007
    第22回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻) 優秀賞
素材: 鉄
サイズ: 400×300×200cm
      ハンス・ショール(2017年64歳)
ドイツ在住の1989年から活動しているキネティックアーティスト。
キネティック作品は主にモーターで動かし、素材はシンプルに銅のワイヤーで制作し、影と天空をメインテーマとして表現されます。
主にドイツ、イタリア、日本で受賞多数。
  ※Storage(名≒保管。倉庫)。  celestial mechanics(≒天体力学)   
<作者の言葉>
重厚で快適とはいえない、塔のような三軒の鉄の家は、内側に仕掛けが施されている。暗闇の中、機械で動く影が屋根の内側に映し出され、二次元的な線描を絶えず変化させる。影とは特異な存在である。現実の触れることのできる世界は失われるが、現実性や元の姿は保たれる。「光の中の穴」{レオナルド・ダ・ヴィンチ(伊:1452-1519)〕以上のものである。「友よ、君が社会の中で生きようと思うなら、お金よりも影の崇め方を学びたまえ」〔アーダルベルト・フォン・シャミソー〕
中に入って、見上げてみよう!
そまだまだ野外彫刻の展示はあるのに、帰宅の爲の宇部線電車の時間が気になってきていましたので、帰ろうとしたときに見たのがこの作品でした。
作品プレートは撮影しただけで読むまでの余裕がなかったので、この頁を編集するときに読みながらタイピングしていて最後に『・・・中に入って、見上げてみよう!』とあることを知り、しまったな~と思いましたので、貴方がこの作品をご覧になるときは中に入ることを忘れないようにと敢えて恥を忍び書きました。
17.11.25.裕・記編集

17.08.02.撮影
山口県宇部市大字沖宇部254    ときわ公園彫刻野外展示場 (彫刻の丘)

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影
(向側)「夜行バス」  (手前)「Storage of celestial mechanics」



「宇部市」編



何処に行ってもぶらり散歩
「山口県ぶらり散歩」編


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