本郷重彦作「PONKO94」

  宇部市大字沖宇部のときわ公園に展示されている本郷重彦作野外彫刻の「PONKO94」です。
             PONKO94
          本郷重彦   1991(平成3年)
   第14回現代日本彫刻展、宇部市野外彫刻美術館賞
素材: ステンレススティール
サイズ: 1,200×170×400cm
   本郷重彦(ほんごう しげひこ:1942-  )
滋賀県生まれ。 京都教育大学特修美術科彫刻専攻卒業。
1979(昭和54)年第8回現代日本彫刻展神戸須磨離宮公園賞「PONKO30-A.B.C」(蒸気機関車のような作品)。1981(昭和56)年第1回ぴわこ現代彫刻展優秀賞。
◆(設置の説明板)◆
長く続いてきたこの作家のPONKOシリーズは、最初は機関車にも似た遊具のような鉄の作品で、音なども飛び出すオブジェ風のものだったが、ここにきて軽やかなステンレス材の動く彫刻となった。ポール上部の風車や方向舵を満載した船型の部分は、高さ12mの上空で風をいっぱい受けながら本体ともども部分もまた多方向に回転する。新しい境地を示す、心地よい野外彫刻である。
ときわ公園彫刻野外展示場北広場のここには現在多くの作品が展示されています。
現在展示の作品を撮影していると必ず他の作品が写り込む構図になります。
ここときわ公園の管理者は、この広場に後から設置する作品の展示場所にひと工夫もふた工夫(ひと悩みふた悩み)もしながら展示位置を決めたのではと考えたとき、写り込む他の作品のことも考えながら撮影した画像あり、まったく考えなくて撮影した画像ありと編集しながら考えています。
ここときわ公園彫刻野外展示場北広場に展示の野外彫刻作品を見下ろしているように立っているのがこの本郷重彦のこの「PONKO94」作品で、いまはみなくなったチンドン屋をデフォルメしたのかなと感じた作品でした。
隣に展示の「月の庭」が1997年作品ですので、1991年作品こちら「PONKO94」の方が先に展示されていますが、月(の庭)を見下ろすチンドン屋ではなく宇宙飛行士かなとも思った作品でした。
17.12.16.裕・記編集

17.08.02.撮影
山口県宇部市大字沖宇部254  ときわ公園彫刻野外展示場北広場

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影
深井隆作「月の庭」   と   本郷重彦作「PONKO94」

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影
 

17.08.02.撮影
(手前)永廣隆次作「杜」     と      本郷重彦作「PONKO94」      と     眞板雅文作「大地の饗宴」



「宇部市」編



何処に行ってもぶらり散歩
「山口県ぶらり散歩」編


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