ヨム・サンウク作「Self-consciousness」

  宇部市大字沖宇部のときわ公園に展示されているヨム・サンウク作野外彫刻の「Self-consciousness」です。
          Self-consciousness  自意識
          ヨム・サンウク YOM Ssng Uk  2009
  第23回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)、
                   大賞(宇部市賞)受賞
素材: ブロンズ
サイズ: 150×440×130cm
   ヨム・サンウク(YOM Ssng Uk:1974-   )
韓国ソウル出身。ソウル市立大学大学院。
2007年米国での招待展に参加。
  作者のことば
“関係”について
意識と無意識の中の自我は喜びと悲しみを経験して、 与えられた調和の中で世の中との関係を結ぶ。このような繰り返しの過程で真実は誤解と錯覚をもたらす。
外から強要されて、中から煩悶して、
時に大いに喜び、 時に大いに悲しむ
再び調和した一日が始まって幸せな私はその一日と再び立ち向かう。
ときわ公園彫刻野外展示場北広場のここには現在多くの作品が展示されています。
現在展示の作品を撮影していると必ず他の作品が写り込む構図になります。
ここときわ公園の管理者は、この広場に後から設置する作品の展示場所にひと工夫もふた工夫(ひと悩みふた悩み)もしながら展示位置を決めたのではと考えたとき、写り込む他の作品のことも考えながら撮影した画像あり、まったく考えなくて撮影した画像ありと編集しながら考えています。
訪ねたのが8月で暑い日でした。宇部市職員であろう軽トラックなどに乗ってそこここの花壇の花々に水をやっている人たちをみていました。
よく管理された公園だなと思っていましたので、遠くからこの作品をみた時、(なにがしかの外因で)転げたままにされることはないだろうからこの作品の最初からの作品の姿だろうと思いました。そこから転げたことをテーマにした作品かなと思ったのでした。近づくと作品プレートがあり『・・・外から強要されて、中から煩悶して、・・・再び立ち向かう。』という言葉を読んで、転がされても立ち上がろうとしている処を表したのかなと思った作品でした。
17.12.21.裕・記編集

17.08.02.撮影
山口県宇部市大字沖宇部254 ときわ公園彫刻野外展示場北広場  〔手前〕楠田信吾作「宇宙の風景I」

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影
ヨム・サンウク作「Self-consciousness」  (後側)永廣隆次作「杜」       楠田信吾作「宇宙の風景I」



「宇部市」編



何処に行ってもぶらり散歩
「山口県ぶらり散歩」編


inserted by FC2 system