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宇部市大字沖宇部のときわ公園に展示されている栄利秋作野外彫刻の「思考空間・9・69:くう...おのれのみしは...」です。作品プレートには「思考空間」とあります。 |
思考空間・9・69「くう...おのれのみしは...」
Thinking Space・9・69“Vacancy・・・I saw that・・・”
栄利秋 1969(昭和44年)
第3回現代日本彫刻展、宇部興産株式会社賞
素材: FRP (=fiberglass reinforced plastics:繊維強化プラスチック)
サイズ: 1,220×150×150cm |
栄利秋(さかえ としあき:1937- )
鹿児島県(奄美大島)生まれ。京都市立芸術大学美術専攻科彫刻専攻修了。 1986(昭和61)年みなとみらい21ヨコハマ・ビエンナーレ展協賛賞。 |
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※Vacancy≒からっぽ、空くう。saw=see(≒が見える)の過去形 |
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説明板 煙突のような彫刻で中に入ることができる。中から見えるのは、円形に切り取られた空だけだ。晴れならば空の青さを、雨ならば真っ直ぐに落ちてくる水滴を、雲が動けば時間の流れを感じるだろう。外側につけられた「空」の文字がだんだんと小さくなるのにも注目してほしい。 |
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そろそろ帰宅時の宇部線の電車の時間を気にするようになってきていました。
彫刻野外展示場北広場の野外彫刻を撮影してときわミュージアム本館の方に行こうと林の中を通っていた時に目にした作品の一つでした。
撮影するどの作品も頁を編集しようと思っていますので、いい加減に撮影しているわけではないのですが、撮影を失敗すること撮影していない角度があったなどがあるときがあります。近くなら再度撮影しようと思うのですが、ここ山口県宇部市となるとそうとはいかないのです。
この栄利秋作「思考空間」中に入って上向きには撮影した画像はあるのですが、煙突で云う灰出口にあたる開口部が写った画像がなかったのです。 |
煙突の中の狭い空間が思考空間と考え表現した作品だろうと思いましたが。
それで中を覗いてみました、外からは(鉄筋)コンクリート製かなと思ったのですが、中をみたらコンクリートの肌ではないな~と思いました。ときわ公園のweb
shiteでFRP製と知りそうだったのかと思った作品でした。 |
17.12.26.裕・記編集 |