広井力作「標的と人」

  宇部市大字沖宇部のときわ公園に展示されている広井力作野外彫刻の「標的と人」です。
          標的と人  TARGET AND PERSON
         広井力    1969(昭和44年)
  第3回現代日本彫刻展、宇部市野外彫刻美術館賞
素材: アルミニウム、土
サイズ: 130×360×360cm
    広井力(ひろい つとむ:1925-   )
東京都生まれ。東京高等師範学校芸能科卒業。イサム・ノグチ(1904-1988)に師事。1985(昭和60)年モダン・アート協会展で作家大賞。2001(平成13)年第32回中原悌二郎賞。凧の研究でも知られる。
  説明板
二十四枚のアルミ板を地中に傾斜させながら漏斗状に円型に窪ませた作品である。あり地獄?子どもたちはそのまわりを無邪気に走り回ることができるが、さて「標的」とは誰にとっての標的だろうか。人は地の底の危機に気付いているが、しかし、本当の敵は天空に?空にはこの標的を見ているもう一人の誰かがいる。大空と大地の広がりまでも取り込んだ壮大な空間が意識されている。
そろそろ帰宅の宇部線の電車の時間を気にするようになってきていました。
彫刻野外展示場北広場の野外彫刻を撮影してときわミュージアム本館の方に行こうと林の中を通っていた時に目にした作品の一つでした。
土が、逆さ盃状に盛ってありましたので作品だろうなと近づき見ました。
説明板にあった“大きな蟻地獄”だな標的は人(子ども?)だなと。天から降る雨はこの作品の天敵で中央に排水桝が設置されているのをみました。
18.01.30.裕・記編集

17.08.02.撮影
山口県宇部市大字沖宇部254  ときわミュージアム・彫刻野外展示場北西(林のなか)

17.08.02.撮影

17.08.02.撮影
(中央には排水桝が設置されていました) 

17.08.02.撮影



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