(なちざん)せいがんとじ
(那智山)青岸渡寺
  和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山に創建されている「那智山青岸渡寺」です。
※西国三十三所第一番札所になっています。
中世から近世にかけて隣接する熊野那智大社と一体化し、那智山熊野権現や那智権現と呼ばれ、全体で7寺36坊もの坊舎を有する神仏習合の修験道場でした。
那智勝浦町観光協会の公開資料などによると
『那智山青岸渡寺は、天台宗のお寺で、本尊は如意輪観世音菩薩です。
一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇(65代天皇:968-1008)が、永延2(988)年に御幸され、西国三十三ヶ所第一番札所として定めたとされ、多くの信者や参詣者が全国から訪れています。
如意輪観世音像は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、本尊として安置した言われています。
如意輪観世音を祀る本堂は、天正18(1590)年に豊臣秀吉(1537-1598)が再建したもので、桃山時代の特徴を色濃く残しており、平成16(2004)年7月には、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。
本堂 (附 厨子1基)は、重要文化財  1904(明治37)年2月18日指定
桁行九間・梁間五間、一重入母屋造、向拝一間、こけら葺。
熊野那智大社を参拝した後、隣のここ青岸渡寺の境内にすぐに入りお参りしました。
ツアーガイドの方に、延命の水をいただくことを忘れないようにと教わっていましたので、女房ともどもいただきました。
三重塔と那智の滝が一緒に撮影できる人気の撮影スポットも忘れないようにとのことでしたので撮影しました。
延命の水を飲んだのにと思いましたが、妻の寿命も神仏のご加護で延びた結果だったのだろうと考えなおしながらこの頁を編集しました。
20.06.24.裕・記編集

19.09.30.撮影
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8

19.09.30.撮影
石柱:東海近畿地蔵霊場  石柱:熊野曼荼羅第十九番   向拝柱には、「那智山青岸渡寺」と「西國第一番札所」

19.09.30.撮影
石柱:長久丸船主・大門長一翁頌徳碑     石柱:世界遺産・碑 西国第一番札所、那智山青岸渡寺

19.09.30.撮影
(本堂内部)  奉納:札打和讃・ふだらくやきしうつ なみはみくまのの なちのおやまに ひびくたきつせ

19.09.30.撮影
延命の水:清浄水(水源)那智大滝
 
 三重塔那智の滝
那智勝浦町観光協会の公開資料でも、
『本堂後方には、那智の滝との調和が美しい朱色の三重の塔がそびえ立っており、必見のフォトスポットとなっています。」と紹介しています。
      三重塔
1581(天正9)年戦乱により焼失。
1972(昭和47)年鉄筋コンクリート造で再建。塔高25m。
飛滝権現本地千手観音を安置。上階に登れ、展望所となっているそうです。
ツアーガイドの方に、境内のここから三重塔と那智の滝の風景を見逃さないようにと事前に教わっていましたので、本堂で手を合わせた後、延命の水をいただき、撮影に行きました。
皆さんが撮影しており少しばかり順番を待って撮影するほど人気の撮影スポットのようでした。

19.09.30.撮影
(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8青岸渡寺境内から撮影しました)

19.09.30.撮影
三重塔那智の滝

19.09.30.撮影
(参道から見上げました)

19.09.30.撮影
参拝も終わり下り(帰路)でみた山門裏側

19.09.30.撮影

19.09.30.撮影 
裏側:木製狛犬 表側:金剛力士(硝子でうまく撮影できず)

19.09.30.撮影
山門表側(修理中の足場・養生シート貼でした)

19.09.30.撮影
石柱:右・西国第一番札所 那智山青岸渡寺        石碑:青岸渡寺ご詠歌・碑(下画像)

19.09.30.撮影
青岸渡寺ご詠歌碑:普陀洛や岸うつ波は 三熊野の那智の御山に ひびく滝津瀬



「和歌山県(南紀関連)」編



(広島ぶらり散歩)
熊野那智大社
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那智山青岸渡寺
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熊野古道(大門坂付近)
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