(熊野本宮大社)白河上皇歌碑
  和歌山県田辺市本宮町本宮の熊野本宮大社境内に建立されている「白河上皇歌碑」です。
※1986(昭和61)年11月建立
咲きにほふ 
    花のけしきを見るからに
神のこゝろぞ そらにしらるゝ

   早春、白河上皇さま熊野行幸の折 御宝前にて
   御詠み給うた御歌です(熊野本宮)
      秩父宮勢津子妃(1909-1995)殿下 御筆
熊野本宮観光協会などの資料によると
『熊野は古くから人々の熱い信仰に支えられた聖域であり、「伊勢へ七度、熊野へ三度」と言われているほどです。 本宮の地に神が祀られたのは、およそ2000年前、第10代崇神天皇の世といわれています。
熊野詣が盛んであっ たのが、平安時代の中期から鎌倉にかけてと伝えられており、延喜7(907)年の宇多法皇(第59代天皇:867-931)以来、法皇上皇の熊野御幸がはじまり、白河上皇(第72代天皇:1053-1129)の9度、鳥羽上皇(第74代天皇:1103-1156)21度、後白河上皇(第77代天皇:1127-1192)34度、後鳥羽上皇(第82代天皇:1180-1239)の28度と多くを数え、弘安4(1281)年3月、亀山上皇(第90代天皇:1249-1305)の御幸をもって終結をつげています。
江戸時代に入り、元和5 (1619)年、紀州藩主・徳川頼宣(1602-1671)が熊野三山の復興に力を入れ、再び「蟻の熊野詣」の最盛期を迎えることができたといわれています。身分や階級を問わず、多くの人々が熊野に憧れをいだき、救いを求め、蘇(よみがえ)りを願って異郷の地とも思える山深いこの地を目指しました。』とあります。
熊野本宮大社を参拝した後、目に留まったのがこの石碑でした。
説明板が設置されており、白河上皇歌碑ということがわかりましたので、撮影してこの頁を編集しました。
20.07.14.裕・記編集

19.09.30.撮影
和歌山県田辺市本宮町本宮1100  熊野本宮大社

19.09.30.撮影

19.09.30.撮影

19.09.30.撮影
歌碑奉建芳名・板     昭和61年11敗吉日御奉建

19.09.30.撮影



「和歌山県(南紀関連)」編



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