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倉敷市児島味野に建立されている「(塩田王)野崎の記念碑」を取り上げました。
※記念碑の前庭に植樹されている「蒲葵樹」も説明板が設置されていましたので撮影しました。 |
倉敷市児島地区の現在特定公益増進法人財団法人竜王会館が所有・管理し、2004(平成16)年6月9日建造物として国の登録になったうちの「野崎武左衛門翁旌徳碑」と門柱(一対)をこの頁では取り上げています。 |
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野崎の記念碑
この庭園は、1892(明治25)年野崎武左衛門の功徳を偲ぶ人々にによって造られたもので、敷地面積3,500㎡、中央に武左衛門の顕彰碑があることから、土地の人々から「野崎の記念碑」と呼ばれています。
碑の前には心字池を築き大小の奇岩を配し、周辺にめぐらした堀には、昭和初めまでは、瀬戸内の海水が入ってきていました。
1998(平成10)年 (特定公益増進法人)財団法人竜王会館 |
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野崎武左衛門翁旌徳碑(のざきぶざえもんおう しょうとくひ)
塩田王と呼ばれた野崎武左衛門((789-1864)の旌徳碑(頌徳碑)です。
1892(明治25)年建立。 全長:18.23m、塔身:11.79m。
設計者:山田寅吉(1854-1927)。材料:下津井沖六口島六の谷の御影石。 |
正面: |
野崎武左衛門翁旌徳碑 |
右面: |
枢密院副議長從二位勲一等伯爵東久世通禧書 |
左面: |
明治廿五年壬辰九月建焉 |
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蒲葵樹(びろうじゅ) (蒲葵は“ほき”と読む)
ビロウ樹は、ヤシ科の常緑高木で、広くアジア亜熱帯地域に生育しています。
この樹は、1921(大正10)年野崎武吉郎(武左衛門の孫)が知人よりハワイ島土産として贈られたものを、ここに植えたものです。
樹高約15m、根回りは約1.9mあります。
当地は露地に植えたビロウ樹の育ちうる日本での北限と思われます。 |
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JR児島駅を撮影して、塩田王の大邸宅・旧野崎家住宅へ行こうとした途中、みたのが高い尖塔でした。
庭園入口門柱横の説明板を読むと‘野崎庭園’や‘野崎の記念庭園’という名称ではなく「野崎の記念碑」と庭園としてはチト似つかわしくない名称で呼ばれているようでした。
2016年のいまになりましたが、未編集だったものがありますので、ここでは庭園内の尖塔「野崎武左衛門翁旌徳碑」とやたら目立った「ビロウ樹」を取り上げ編集しました。 |
16.10.14..裕・記編集 |