(第五福竜丸展示館)第五福竜丸エンジン

  東京都江東区夢の島の第五福竜丸展示館敷地内に展示されている「久保山愛吉記念碑」です。
第五福竜丸エンジン触知図案内板    平成12(2000)年1月
このエンジンは、1954(昭和29)年3月1日に、太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁で、アメリカが行った水爆実験によって被害を受けた「第五福竜丸」で使用されていたものです。
「第五福竜丸」は、1967(昭和42)年に廃船になりましたが、エンジンは奥地寿太郎氏に買い取られ、同氏所有の「第三千代川丸」に取り付けられました。
その後、同船は1968(昭和43)年7月三重県熊野灘沖で座礁・沈没し、エンジンは海中に没しました。1998(平成8)年12月、28年ぶりにエンジンが海中から引き上げられました。
東京都はエンジンの寄贈を受け、第五福竜丸展示館のこの地に展示しました。
第五福龍丸(だいごふくりゅうまる)
総トン数140.86トン。全長28.56m、高さ≒15m、幅5.9m。速力5ノット。
被爆(ひばく): 1) 爆撃を受けること。「空襲で被爆する」
2)原水爆による攻撃を受けること。また、その放射能の害をこうむること。
被曝(ひばく): 放射線にさらされること。「実験や原子力発電所の事故で被曝する」
ここ第五福竜丸展示館を見学するまで、(被曝した第五福竜丸がその後東京水産大学の練習船「はやぶさ丸」として使用されていたこと、そして練習船が廃船となった後、そのエンジンが買いとられ他船のエンジンとして使われていたことは全く知らなかったのです。
ここエンジン展示場の説明板で知り、数奇な運命だったこのエンジンをみました。
13.11.23.裕・記編集

13.09.15.撮影
東京都江東区夢の島2-1-1  (第五福竜丸展示館)

13.09.15.撮影

13.09.15.撮影



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