(池上本門寺)北村西望作:日蓮大聖人説法像

  東京都大田区池上の池上本門寺に建立されている「日蓮大聖人説法像」です。
※像の作者は、北村西望です。
     日蓮大聖人説法像   星亨銅像跡
この像は宗祖第七百遠忌記念として昭和58年富山県新港市の黒谷美術(株)より奉納されたもので、斯界の権威・北村西望(1884-1987)先生の作品です。
   [像の材質は純アルミ。高さ3.4m、重量1トン]
もとここには明治の政治家・星亨先生の銅像がありましたが、(銅像は戦時中の金属供出で)、今般星家のご協力により台座を奉納頂きこの像を建立しました。
1974(昭和58)年10月吉日   大本山 池上本門寺
     星亨(ほしとおる:1850-1901)
明治期の政党政治家。貧困から身を起こして代議士に、そして日本型金権政治の元祖ともなった。江戸の左官屋に生まれる。
維新後に横浜税関長、のち渡英して弁護士資格取得。1892(明治25)年第2回総選挙当選、衆議院議長。自由党と第二次伊藤内閣の連携、日清戦後の地租増徴など、政治手腕を発揮。収賄容疑で議員除名処分を受けるなど強引な金銭調達や、地方利益誘導による政党支持獲得など、日本型政党政治の原型を作った。1901(明治34)年伊庭想太郎(1851-1903) に刺殺される。
事前に池上本門寺のweb siteをみて、この北村西望作:日蓮大聖人説法像を知りました。
ここ池上本門寺にも北村西望作品があるのかと思いましたので、見逃さないようにと思っていたのです。
説明板が設置されており、読むともともとは星亨銅像があったことその台座がそのまま使用されている事がわかりました。星亨についての知識はありませんでしたので帰宅後調べ、(現在復権しつつある?)旧来型金権政治家であった事もあわせて知りました。
13.12.15.裕・記編集

13.09.15.撮影
東京都大田区池上1-1-1  池上本門寺

13.09.15.撮影

13.09.15.撮影

13.09.15.撮影

13.09.15.撮影

13.09.15.撮影



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