品川駅創業記念碑

東京都港区高輪のJR品川駅高輪口広場に建立されている「品川駅創業記念碑」です。 品川駅では、明治5年5月7日（新暦1872年6月12日）を駅の開業日にしています。何故かというと、新橋〜品川間の工事が遅れたため、この日に品川〜横浜間で仮開業していたからです。 新橋〜横浜間で本営業を開始したのは（仮営業から４個月後の）明治5年9月12日（新暦10月14日）でした。それを記念して、今日では10月14日を「鉄道の日」としています。品川駅は日本で一番古い鉄道の駅と云えます。 この記念碑は鉄道開通80周年及び駅舎改築を記念して、昭和28（1953）年4月に建立されたもので、揮毫者は衆議院議長をつとめた大野伴睦（1890-1964）氏です。記念碑の裏面には仮開業当時の時刻表と運賃が記載されており、当時の様子を偲ぶ事が出来ます。 　　　　　　　　　　　　平成18（2006）年10月　　　　JR東日本　品川駅 ＊ 日本で、明治6（1873）年以降採用されている暦で、現行のグレゴリオ暦のことです。 （旧暦の明治5年12月3日が、明治6年1月1日とされました) 泉岳寺に行く時には泉岳寺に着く事だけを考えていたのでしょう駅前広場をみることもなかったので、参詣した後ぶらりしながら帰って来た時に駅前広場でみたこの石碑でした。 石碑根際の（上記の）説明板を読むと、♪♪汽笛一声新橋をはや我汽車は離れたり・・・・という鉄道唱歌から新橋〜横浜が最初から開業していたものとばかり思っていたわたしでしたが、その前に仮開業とはいえここ品川駅〜横浜駅間が営業していたことを知ることができる石碑だったのです。 13.12.24.裕・記編集

13.09.15.撮影 東京都港区高輪3　　　　品川駅高輪口

13.09.15.撮影

13.09.15.撮影 13.09.15.撮影

13.09.15.撮影 上り 下り 賃金表　車ノ等級 横浜発車 品川到着 午前八字 午前八字三十五分 午后四字 午后四字三十五分 品川発車 横浜到着 午前九字 午前九字三十五分 午后五字 午后五字三十五分 上等 片道　壹円五拾銭 中等 同　　　壹円 下等 同　　　五拾銭

13.09.15.撮影

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