さいげんざん  じょうどじ
西原山 浄土寺
  島根県邑智郡美郷町粕淵に創建されている「西原山・浄土寺」です。
  浄土寺の由来
当山、西原山浄土寺は、浄土真宗本願寺派の寺院であり、御本尊は阿弥陀如来です。
親鸞聖人(1173-1262)面授口訣の直弟子・武蔵国麻布の善福寺了海上人(1239-1319) の実弟である真海上人が佐波郷に来て、領主佐波(さわ)氏の請により、一宇を建てたのが浄土寺のはじまりで、了海上人が往生された
1306(徳治元)年を開創としています。
山陰地方における浄土真宗発祥の寺院であり、ここを石見(いわみ)地方の真宗教線の拠点として、後に石見地方も熱心な真宗門徒たちの地となりました。
毛利氏の時代戦火など度々の災禍に遭いましたが、現在の本堂は1894(明治27)年の火災後、石見一円、飯石郡(いいしぐん)の信徒の寄進で再建されました。幸い、1669(寛文9)年再建の勇壮豪快な四脚門の山門は残っており、永きに亘り、念仏のお同行を見守っています。
*由来板にある了海没年が1306年となっていますが字引には1319年としているものが多いようです。
美郷町観光協会発行「粕渕まちなか散策」という案内書をNETから印刷していましたので、元気であればいろいろと回ってみようと思っていたのですが、疲れており、少なくともこの浄土寺は訪れお参りしなくてはと思っていましたので立ち寄り撮影してこの頁を編集しました。
イラストで紹介している「粕渕まちなか散策」は粕淵駅からの道路がよくわからず、この浄土寺に出合う前に江の川河畔に出てしまい場所が判らなくなり、誰かに聞いてみようと思っても暑い日中、人に会うことがなく迷おうとしたときやっと仕事中の方に尋ね、仕事の手を止め親切に教えていただきましたのでやっとやっとたどり着いたわたしでした。
17.09.12.裕・記編集

17.08.23.撮影
島根県邑智郡美郷町粕渕354

17.08.23.撮影
四脚山門  と  “石見國浄土真宗根本精舎”と刻まれた寺号石碑

17.08.23.撮影
本堂

17.08.23.撮影



「(邑智郡)美郷町」編



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