小西山 妙船寺
  島根県邑智郡川本町川本に創建されている「妙船寺(みょうせんじ)」です。
山号は小西山で、日蓮宗の(興統法縁会島根尊門会に属する)お寺のようです。
1578(天正6)年権大僧都日顕上人によって開基されたそうです。
江の川に橋が架かっていなかった時代には、お寺の沖に渡船場があったそうです。
1872(明治5)年学制発足により、お寺の庫裡が(川本小学校の前身の)教場として使われたそうです。
興統法縁会(こうとうほうえんかい)
1941(昭和16)年宗教団体法にもとづいて、日蓮宗・顕本法華宗・本門宗の三派がそれぞれの組織を解消して対等合併(三派合同)し、あらたに日蓮宗を発足させた。
旧・本門宗の本山・末寺は日蓮宗の内部で「興統法縁会」を組織、本門宗の前管長・由比日光師が初代の会長に就任した。
戦前に邑智郡の江の川に架けられた橋は3橋で、「川本吊橋」「(三江線)第一江川橋梁」「都賀大橋」でした。
1923(大正12)年架橋の川本吊橋でそれまで渡船が活躍していたようですね。
この地JR石見川本駅が終着駅となり、JR江津駅までの列車まで約1時間半の時間があったので、その間昼食タイムと川本町役場を撮影、弓ヶ峯八幡宮参拝と計画していたのです。
JR石見川本駅から役場に行こうとした途中に出合ったお寺でした。
やけに簡素な(釣鐘はありませんが)鐘楼門だなと思ったのです。もらった川本町探索マップに“水害に耐え続けた山門です!”とあることから(江の川の根際ですので)水害の被害に遭い修繕してもすぐに水害に遭い続けて今の姿なのだろうと納得したのですが余にも寂しい山門でした。
18.0111.裕・記編集

17.12.15.撮影
島根県邑智郡川本町川本253

17.12.15.撮影
「川本探索マップ」に水害に耐え続けた山門ですと紹介があります

17.12.15.撮影

17.12.15.撮影
(アルミサッシュに改修されていました)

17.12.15.撮影



「(邑智郡)川本町」編



(広島ぶらり散歩)
「島根ぶらり散歩」


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