とげつきょう
渡月橋

  京都市右京区の桂川に架かる「渡月橋」です。
渡月橋は、承和年間(834-848年)に僧・道昌(798-875)が架橋したのが始まりとWikipediaでは云っています。
平安時代の橋は、現在より200mほど上流に位置し、法輪寺への通行のために架けられたので、法輪寺橋と呼ばれていました。この橋は度重なる洪水や応仁の乱で焼け落ちたりしました。
現在の元となった渡月橋は、1606(慶長11)年京都・嵯峨野の商人・角倉了以(すみのくらりょうい:1554-1614)によって建設されました。
渡月橋は、木造橋から1934(昭和9)年6月新たにコンクリート橋として完成しました。
現在の渡月橋は、2001(平成13)年に完成したそうです。画像でもお分かりになると思いますが、橋脚・橋桁などはRC造ですが、親柱、手摺などは木造となっていました。
渡月橋の名の由来について。
平安時代に、嵐山天龍寺のある場所に亀山庭園を持っていた亀山上皇(1249-1305;90代天皇在位1259-1274)が、曇りのない夜空に月がさながら橋を渡っていくように見えた様子から、「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことで、渡月橋と名付けられたそうです。
嵐山に来たのは学生時代でしたので、40余年前になり、それ以後何度かきた事がありますが、渡月橋を撮影することもありませんでした。バスツアーで来た2009年、昼食を摂った食堂2階から撮影し、昼食後渡月橋を渡ったりして撮影しました。バス集合時間まで嵐山を散策し、角倉了以の銅像などをみました。
12.01.02裕・記編集

09.01.08撮影
京都市右京区嵯峨天龍寺造路町より渡月橋ををみました

09.01.08撮影

09.01.08撮影
琴きゝ橋跡・碑 と渡月橋

09.01.08撮影
親柱・手摺は木製でした

09.01.08撮影
京都市右京区嵯峨中ノ島町より渡月橋ををみました

09.01.08撮影

09.01.08撮影
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町より渡月橋ををみました

09.01.08撮影

09.01.08撮影
嵐山保勝会水力発電所説明板

09.01.08撮影



「京都ぶらり散歩」編


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渡月橋
琴きゝ橋跡・碑
(照明用)嵐山保勝会水力発電所
角倉了以銅像


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