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京都市右京区の桂川に架かる渡月橋上流側に造られている「嵐山保勝会水力発電所」です。 |
嵐山保勝会水力発電所は、現在 毎時(0.82)kw 発電しています
渡月橋の灯りは環境にやさしい
夕暮れ時から渡月橋に灯るやさしい明りは、上流100mにある嵐山保勝会水力発電所の桂川の水を利用した環境にやさしいクリーンエネルギーを使用しています。平成17(2005)年10月16日着工〜12月8日竣工したそうです。
この看板は、平成16(2004) 年度京エコロジーセンター「環境先進モデル事業」により製作しました。 |
発電設備諸元: |
落差:1.74m (平常時1.34m程度)
最大使用水量:0.55m3/ssecond
最大出力:5.5kw (平常時4.3kw程度) |
水車:サイフォン式プロペラ水車
発電機:三相誘導発電機。200v、60hz
運用:低圧系統連系。逆潮流あり(余剰分売電) |
※J-WatER小水力利用推進協議会の資料を参考にしました |
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「京(みやこ)エコロジーセンター」とは。
『いにしえより自然環境と共生し、伝統文化を育んできた京都。夏暑く冬寒い厳しい気候であるにもかかわらず、千年の都が栄えたのは、人々の生活の中にその厳しい自然と共生する知恵が息づいていたからといえるでしょう。そんな京都で、平成9(1997)年12月「地球温暖化防止京都会議(COP3)」が開催されました。この会議で採択された二酸化炭素の削減目標である「京都議定書」の実行がいよいよ求められています。世界歴史文化都市としてのみならず、COP3開催都市としても国際的にその名が知られるようになり、これを記念して「京エコロジーセンター」が開設されました。』ということだそうです。 |
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渡月橋から亀山公園に行こうとした時、渡月橋の根際のこの水力発電所の看板に目がいき撮影しました。
水力発電所というので、それなりの規模のものかと思ったのですが、堰の所に設置してある小規模のものでした。迂闊にもわたしは(通り過ぎてから気付きましたが)ないな〜と思ったのです。 |
12.01.04裕・記編集 |