広島ぶらり散歩「広島の手押しポンプ」編・一覧

  わたしが子どもの頃は、よく見かけていた井戸水を汲み上げる「手押しポンプ」、上水道が整備された現在ではほとんど姿を消したと思っていたのです。ところがわたしの単なる注意不足で、広島市内でも手押しポンプが多く残っているようです。
水が出る手押しポンプばかりではなく、水が出なくなったり、壊れたまま残されている手押しポンプ、それらをこの頁で取り上げようと思っています。
手押しポンプを撮影していると、街の風景に溶け込み、風景を構成する一つの要素になっているように思えてくるのです。今後もみかけたときは撮影していこうと思っています。
個人宅やお店のディスプレー用に設置された小さな手押しポンプも取り上げています。
普通の手押しポンプは理論上、地下10m以下の水は汲み上げられないそうです。
手押しポンプが地上1mくらいに設置されていることから考えれば、手押しポンプの井戸の水位は地下4〜7mだろうと推測され、手押しポンプは8mを越えると無理との事のようです。
2006(平成18)年9月、わが(広島市)安芸区で起きた「送水トンネル崩壊事故」で呉市、江田島市が断水しました。
江田島市では井戸水が飲料水で利用できるか市が肩代わりで検査するというニュースを聴きました。
緊急時、災害時に井戸水が有効なものであることを再認識する事故でもあったのではと(わたしは)思いました。手押しポンプに直結するニュースではなかったのですが、(人力で)井戸水をくみ上げることができる手押しポンプの有効性がわかる事故でもあったように思いましたのでここで取り上げました。
 16.02.24.追記    06.10.03裕・記編集

13.02.16.撮影
(安佐南区・西原)
畑灌漑用

13.02.16.撮影
(安佐南区・古市)
安川緑道

13.02.21.撮影
(安佐南区・中筋)
店舗ディスプレー用

13.04.05.撮影
(中区・東白島)
広電白島線通(1)

15.08.22.撮影
(西区・草津)
教専寺
13.02.26.編集 13.03.18.編集 13.03.26.編集 新しくなったポンプ13.04.21.編集 15.08.27.編集

12.03.03撮影
(府中町)
薬師堂根際の民家

12.03.03撮影
(府中町・宮内)
民家

12.09.01.撮影
(安佐南区・古市)
民家跡

13.01.18.撮影
(中区・白島)
萬行寺
12.04.04編集 12.04.09編集 12.10.01.編集 13.01.22.編集

10.07.08.撮影
(東区矢賀2)
昔活躍した共同用

10.08.21.撮影
(東区曙1)
山陽綿業防火用水

10.10.10撮影
(南区宇品海岸1)
電車通り

11.01.08撮影
(安佐北区可部2)
個人宅(現・空き地)

12.03.03撮影
(府中町本町)
導神社
 10.08.17編集 10.12.23.編集 10.12.21.編集 11.03.26.編集 12.03.29編集

10.04.03撮影
(安佐北区可部3)
個人宅(現在・更地)

10.04.03撮影
(安佐北区可部駅前)
広場モニュメント

10.04.06撮影
(西区己斐東1)
個人宅(現・更地)

10.05.01撮影
(西区草津東3)
個人宅(現・更地)

10.05.28撮影
(安芸区中野6)
個人宅(現在・更地)
10.09.03.編集 10.08.12.編集 15.05.24.更新 10.07.28編集 10.07.28編集

09.12.12撮影
(安佐南区祇園5)
個人宅

10.01.12撮影
(東区牛田旭1)
個人宅

10.01.09撮影
(南区向洋本町)
共同の井戸

10.03.26撮影
(安佐南区古市2)
個人宅

10.04.03撮影
(安佐南区川内6)
以前は畑の用水
09.12.30編集 10.03.16編集  10.07.02編集 12.10.01更新 10.12.25.編集

09.09.28撮影
(東区戸坂くるめぎ2)
農地の用水

09.08.06撮影
(西区観音本町1)
観音本町公園

09.10.03撮影
(中区寺町6)
正善坊

09.11.08撮影
(安芸区畑賀水谷峡)
墓地用

09.11.26撮影
(中区寺町3)
圓龍寺
09.11.22編集 09.12.22編集 09.12.19編集 09.12.21編集 09.12.16編集

09.01.17撮影
(中区東白島町8)
禿翁寺

09.02.21撮影
(中区基町20)
基町東商店街

09.02.25撮影
(東区戸坂山根町2)
個人宅

09.05.02撮影
(府中町青崎東)
個人宅

09.08.06撮影
(西区東観音町10)
観音院
09.02.06編集 09.05.05編集 09.05.06編集 09.08.08編集 09.09.27編集

08.05.03撮影
(東区牛田東3-3)
蓮照寺

08.06.18撮影
(安芸区中野2丁目)
JA市民農園内

08.06.18撮影
(安芸区中野2丁目)
店頭飾り

08.11.01撮影
(安佐南区祇園2丁目)
安川緑道

08.12.20撮影
(安佐南区長束1丁目)
農地の用水
08.09.07編集 08.09.07編集 08.10.06編集 09.02.02編集 09.02.03編集

08.10.29撮影
(安芸区中野2丁目)
農園の用水

08.10.04撮影
(安佐南区長束5丁目)
賽神社

08.12.20撮影
(安佐南区長束3丁目)
菜園の用水

07.11.23撮影
(西区中広町1)
市社会福祉センター東

08.01.19撮影
(南区仁保3)
生活資料館仁保島村
08.12.21編集 08.12.24編集 09.02.04編集  07.12.29編集 08.06.18編集

08.01.19撮影
(南区西蟹屋4)
カニ公園モニュメント

08.04.05撮影
(中区江波東2)
南道路予定地付近

08.07.08撮影
(東区中山東3丁目
万休寺

08.09.26撮影
(南区松川町1丁目)
浄念寺

08.10.18撮影
(中区大手町3丁目)
普門寺
08.07.10編集 08.07.11編集 08.10.07編集 08.10.19編集 08.12.05編集

07.12.19撮影
(西区楠木町3)
楠木町民家前

07.12.19撮影
(西区三篠町2)
マンション庭散水用

07.12.19撮影
(西区三篠町2)
旧出雲石見街道沿

08.01.19撮影
(南区本浦町19)
以前は畑の用水

08.01.19撮影
(南区出汐1)
段原再開発で残された
08.04.16編集 08.04.17編集 08.06.17編集 08.07.07編集 08.07.08編集

07.11.23撮影
(西区観音8)
広電天満町電停南

07.12.10撮影
(中区舟入町)
広電江波線西側筋

07.12.10撮影
(東区牛田東1)
個人宅庭装飾

07.12.10撮影
(東区牛田東3)
市民農園内

07.12.10撮影
(中区東千田町1)
東千田公園東側通
07.12.20編集 08.04.06編集 08.04.10編集 08.06.03追記 07.12.30編集

07.11.23撮影
(西区土橋3)
広電江波線通り

07.11.23撮影
(中区基町16)
基町市営アパート(1)

07.11.23撮影
(中区基町16)
基町市営アパート(2)

07.11.23撮影
(西区十日市町2)
広電横川線東側筋1

07.11.23撮影
(西区十日市町2)
広電横川線東側筋2
07.12.19編集 07.12.21編集 07.12.22編集 07.12.23編集 07.12.23編集

07.10.12撮影
(中区堺町1)
広電江波線裏通り

07.11.19撮影
(南区的場町2)
澤崎産婦人科内

07.11.19撮影
(南区金屋町9)
広電段原1電停北側

07.11.21撮影
(西区三滝本町21)
三滝観音バス停根際

07.11.21撮影
(西区三滝本町21)
無縁仏供養塔左奥
07.10.30編集 12.01.19更新 07.11.29編集 07.12.03編集 07.12.04編集

07.10.12撮影
(中区寺町1)
広電横川線通り(1)

07.10.12撮影
(中区寺町1)
広電江横川通り(2)

07.10.12撮影
(中区西白島町3)
山陽新幹線高架傍

07.10.12撮影
(中区堺町2)
天満橋東詰

07.10.12撮影
(中区寺町5)
真行寺
07.11.12編集 07.11.13編集 07.11.23編集 07.10.29編集 07.10.22編集

07.06.16撮影
(西区草津南町2)
(旧・草津大門附近)

07.06.16撮影
(南区的場町2)
広電皆実線通り

07.07.18撮影
(中区広瀬北町)
広電横川線裏通り

07.09.10撮影
(中区千田町2)
進徳寺

07.09.19撮影
(南区比治山町4)
広電皆実線通り
壊れていました10.06.12 07.09.14編集 07.09.22編集 07.09.29編集 07.10.28編集

06.11.10撮影
(安佐南区川内)
畑の灌漑用

06.11.15撮影
(中区東白島町)
広電白島線通(1)

07.04.12撮影
(中区東白島町)
広電白島線通(2)

07.04.08撮影
(中区江波南1)
海宝寺

07.04.12撮影
(中区本川町2)
清住寺
07.02.27裕編集 壊れてしまう13年取替 07.04.13更新 07.04.28編集 14.07.10更新

06.06.01撮影
(中区白島九軒町16)
(通称)白潮公園

06.09.11撮影
(中区住吉町)
明治橋西詰

06.08.06撮影
(中区三川町)
並木通り

06.06.01撮影
(南区出汐一丁目)
広大病院前

06.09.15撮影
(中区寺町)
光福寺
06.07.13編集 (壊れていました:09.12.21確認) 06.11.05編集 07.02.07編集 06.11.04編集

06.06.01撮影
(南区猿候橋町5)
駅前電車通(5)

07.01.20撮影
(南区猿候橋町4)
駅前電車通(6)

07.03.12撮影
(南区松原町5)
駅前電車通(7)

06.04.06撮影
(中区白島九軒町)
碇神社

06.09.09撮影
(東区戸坂山根2)
芸備線横
07.02.26編集  07.02.26編集 07.03.17編集 08.04.06追記 (ポンプ撤去:08.09.01確認)

05.01.13撮影
(安芸郡海田町中店)
海田恵比須神社

06.06.06撮影
(南区猿候橋町2)
駅前電車通(1)

06.06.06撮影
(南区松原町5)
駅前電車通(2)

06.06.06撮影
(南区松原町5)
駅前電車通(3)

06.06.01撮影
(南区猿候橋町5)
駅前電車通(4)
16.02.24.更新 06.07.14編集 06.07.14編集 06.07.14編集 07.02.26編集

13.09.06.撮影

13.09.06.撮影
(呉市三条1)
災害時支援用
(呉市三条3)
三条商店街

11.03.04撮影
(尾道市東久保町)
大宮湯

11.06.02.撮影
(大竹市・旧玖波宿)
角屋釣井

06.01.03撮影
(廿日市市宮島町幸町)
誓真釣井

06.01.03撮影
(廿日市市宮島町魚之棚町)
誓真釣井

08.01.02撮影
(廿日市市宮島町杉之浦)
金岡水

12.04.07撮影
(廿日市市宮島町)
下西連町の民家

12.05.09撮影
(廿日市市宮島町)
港町の民家
(ポンプ撤去)08.02.22更新

07.09.15撮影
(廿日市市大東1)
お店のディスプレー

07.10.06撮影
(廿日市市宮島口1)
あなごめしのうえの

07.10.06撮影
(廿日市市宮島口2)
任助親王墓

07.10.06撮影
(廿日市市宮島口1)
延命寺墓所

04.09.08撮影
(廿日市市宮島町港町)
誓真釣井
(ポンプ取替え)08.02.19更新

09.09.08撮影
(廿日市市大野)
お店のディスプレー用
-手押しポンプについて-
津田式ポンプ製作所
  広島の会社で広島市中区広瀬町6(被爆当時町名:錦町)に鉄骨造の工場があったが被爆(爆心地から≒900m)で焼失残骸になったそうです。
1921(大正9)年に津田喜次郎氏(1888-1959)が考案し全国を席捲した手押しポンプの名品で、戦後も製造を継続していたそうです。1960(昭和35)年頃から姿を消していったと聞きますがそういわれるとそうかなと思うわたしです。
津田式ポンプのことは知っていましたが、被爆した建物として資料をみるまで津田式ポンプ製作所わたしは知らなかったのです。
06.01.28裕・記
KOYOの手押しポンプ
  KOYOの手押しポンプの事がよくわからず、高知市にある会社のものかと思っていたのですが、(2008年1月19日)交流ウォークで訪ねた生活資料館・仁保島村にあった(現役の)KOYOの手押しポンプをみて川崎館長とお話していてわかってきたのです、戦後津田式ポンプの権利を譲り受けKOYO として津田式ポンプと同じ形式で造っており、それを設置したのですよとの事でした。興陽産業製作所は安佐北区可部東に工場があるそうです。
川崎館長に聞くまで、KOYOと津田式はよく似ている手押しポンプだな〜と(わたしは)思っていたのですが、なるほどとそうだったのかとわかりました。
08.01.19追記
川本式の手押しポンプ
商号:株式会社川本製作所、本社:名古屋市中区大須4-11-39
創業:1919( 大正)8年5月17日、設立:1949(昭和24)年12月1日
1919(大正8)年川本氏が名古屋市中区大池町で「川本製作所」を創業。手動ポンプの製造・販売を開始した。当時は陶製・木製ポンプが主流だったが、これらは量産性もなく、輸送にも難があった。川本はこれを一体鋳造の鋳鉄製に改良。「共柄(ともえ)ポンプ」の名で発売し、数々の特許を取得した。KAWAMOTO・DRAGONは川本製作所の資料をみると、1955(昭和30)年ドラゴンポンプ発売とあるので、戦後駅前に設置されたものなのだな〜と思いました。
資料は現在の川本製作所の資料を参考にしました
相模原市のシップス(株):中山義光氏より下記のような内容のメールをいただきました。
共柄(の手押しポンプ)は、東邦工業株式会社(名古屋市中川区清船町4-1)の考案で、川本製作所はそのポンプを真似たそうです。古いことなので、たぶん川本さんは考案したつもりになっているようです。」と云うことでした。
わたしは、両会社に確認したわけでもありませんし、手押しポンプの専門家でもありませんので参考資料としてここに掲載しました。
中山氏が云われる、「共柄」という漢字をわたしははじめてみました。
辞書を引いてみたところ、刀からきたものだったのだと知りました。包丁で云うと刃と握る処が一体型のものかなと想像したのです(手押しポンプの柄も同じことかと)。
ともつか
共柄
刀の柄を、木などで作ったものを取り付けるのでなく、中子(なかご)自体を柄として使えるようにしたもの。
07.04.28裕追記
広島県営水道の送水トンネル崩落事故
 今2006(平成18)年8月25日、広島市安芸区で広島県営水道のコンクリート製送水トンネルが崩落し、呉市、江田島市で大規模な断水が起きました。断水は両市で約32,000世帯、約72,000人に及ぶ大規模な断水で、広島県の災害派遣要請を受け陸上・海上自衛隊が給水活動に出動、市民も助け合いながら水の確保に奔走したと大きく報道されました。
送水トンネルは、県が瀬戸内海沿岸や島嶼部の水不足を解消するため1965(昭和40)年ごろ整備、太田川の水を送っています。8月25日計器で異常を発見、現地で確認すると山中を貫く長さ約2,900mのトンネルの中、約45mにわたって計≒350tの岩盤が崩落していました。
長年にわたる地下水の浸透や風化などでトンネル周囲の岩盤に空洞ができ、その一部が落下しトンネルをふさいだと考えられています、送水を止めて点検したのは1979(昭和54)年でそれ以来27年間も行われていないという状態でした。チェック体制の見直し、いざというときのバックアップ・ルートの確保などが今後の課題として残っているといわれています、

2006年9月11日、広島県営水道・送水トンネル崩落事故の復旧工事を11日に終え、17日ぶりに呉市、江田島市への送水を再開され、断水が続いていた工業用水を含め、全面的に復旧しました。
江田島市での(農業用などに使っている)井戸水が飲料にむくかどうかの検査を行ったことなどをニュースで知りましたが、インフラの維持管理の責任は県・市にあるとしても、江田島市のような飲料水検査は日ごろやっていた方がいいのではないかと・・・また、わたしたち市民も非常用飲料水の確保が必要ではないかとの教訓を残した事故でした。
 06.10.03裕



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 「八木用水関連」編
 「マンホール蓋」編
 「手押しポンプ」編
「水関連その他」編





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