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廿日市市桜尾本町に設置されている「桜尾公園」です。
*桜尾公園内に西国街道の街道松が残っています(別頁で編集しています)。
*この桜尾公園は、櫻尾城跡に設置されている桂公園とは違います。 |
廿日市市の公園でもおそらく狭い(面積185uの)公園ではとわたしは思いましたし、公衆便所もなく、鉄棒など僅かな遊具しか整備されていないこの公園を撮影したのは2012年9月でした。
雑草が伸び放題なこの桜尾公園を取り上げたのは、広島県内の旧西国街道のうちでも街道松がいまに残っている処に整備されている公園だったからです。 |
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街街道松
旧国道筋は江戸時代には西国街道と呼ばれ、大阪から長崎に通じる重要な道でした。
この道には一里(約4km)ごとに一里塚松があり、道の両側に三間(約6m)ごとに街道松が植えられ、美観と共に旅人に便宜を与えていました。
このあたりまで、文政2(1819)年には68本の松並木があったと記録されています。廿日市市内では、現在わずかにこの1本だけとなり、昔の面影をしのばせています。 |
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厳密には公園内ではなく道路根際なのかもしれませんが、何度かこの廿日市市に残る旧西国街道筋の唯一の街道松を何度かみに来ました。
しかし、この桜尾公園を気にすることもなかったようでしたが、2012年訪ねた時は広島ぶらり散歩「公園・緑地など」編を編集していましたのでその中に加えようと撮影したのです。 |
13.03.12.裕・記編集 |