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南区猿候橋町、松原町の電車通りに残されている手押しポンプ(駅前その1,2,3)を取り上げました。
※広島駅前付近電車通りには7基の手押しポンプが残っています。この頁では3基取り上げました。
*これらの手押しポンプは、戦後になって設置され、
道路の砂埃が舞い上がることを防ぐために水撒き用にも使用されていたと聞きます。
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広島駅南口Bブロック市街地再開発事業で2013(平成25)年4月工事が始まり、この頁で取り上げた駅前手押しポンプその2、その3は撤去されました。 |
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駅前に残る手押しポンプは、水は出ませんでした。
出たちしてもいまどきは、水質の低下で飲み水にはならないのでしょうね〜
また、地下道などができて地下水の流れが変わりこの辺りで手押しポンプでの井水は無理なのではと思います。駅前この近くにはわたしが知らないだけでまだまだ残っているのかもしれません。 |
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津田式ポンプ製作所のことは以前調べましたが、川本製作所は今回チト調べました。 |
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商号:株式会社川本製作所、本社:名古屋市中区大須4-11-39 |
創業:1919( 大正)8年5月17日、設立:1949(昭和24)年12月1日 |
1919(大正8)年川本氏が名古屋市中区大池町で「川本製作所」を創業。手動ポンプの製造・販売を開始した。当時は陶製・木製ポンプが主流だったが、これらは量産性もなく、輸送にも難があった。
川本はこれを一体鋳造の鋳鉄製に改良。「共柄(ともえ)ポンプ」の名で発売し、数々の特許を取得した。 |
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資料は現在の川本製作所の資料を参考にしました |
ここでみたKAWAMOTO・DRAGONは川本製作所の資料をみると、
1955(昭和30)年ドラゴンポンプ発売とあるので、戦後ここに設置されたものであろうと推測できます(ので)、幼児で被爆した兄の記憶にも合致します。 |
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(ともつか)
共柄; |
刀の柄を、木などで作ったものを取り付けるのでなく、中子(なかご)自体を柄として使えるようにしたもの。
(包丁で云うと刃と握る処が一体型のものかなと想像したのです。手押しポンプの柄も同じことかと) |
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21.01.29.更新 |
06.07.14編集 |
06.07.14編集 |
21.01.29.更新 |
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07.03.12撮影 |

23.03.24撮影 |
-撤去-
(南区松原町5)
駅前電車通(7) |
-(近くに)復元-
(南区松原町11)
駅前電車通(8) |
07.03.17編集 |
24.01.17編集 |
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海田町の恵比須神社でみて撮影し、宮島町でみて撮影し、碇神社でも以前に見たなと改めて撮影に行き、(通称)白潮公園で手押しポンプ跡をみて撮影したとき、駅前にも確か残っていたように思い2006年に探しに行ったのです。
その時は1箇所しかわかりませんでしたが、駅前を後日歩いているとき別に2箇所あり撮影しました。 |
広島駅前は、駅前開発Bブロック、Cブロックにより劇的に変化があり、ここで取り上げた手押しポンプたちにも変化があり撤去されるものが出ました。
2020年、2021年に撮影して、この頁を更新しました。 |
21.01.29.更新 06.07.14裕・記編集 |