アストラムラインの耐震補強工事
  東区牛田新町のアストラムライン牛田駅付近でみた「アストラムラインの耐震補強工事」を取り上げました。
国道54号新交通落橋防止装置設置工事(アストラムラインの耐震補強工事)
施工前: 大きな地震が発生した場合など橋桁が繋がっていないためバラバラになってしまう可能性があります。
施工後: 落橋防止装置(変位制限装置など)を設置することで、橋桁が繋がり橋脚からの落下を防止します。
2011年12月中國新聞の記事で次のようなことを(わたしは)知りました。
広島市の新交通システム「アストラムライン」(中区〜安佐南区)の橋脚耐震化工事で、橋脚を管理する国と(広島)市の間で進度に差が広がっている。
全線高架の18.4kmにある橋脚は、522ヶ所。
うち国管理は国道54号に沿う本通〜中筋間(7.4km)の171ヶ所。
(広島)市は中筋〜広域公園前間(11.0km)の351ヶ所を管理している。

2011年度末までに工事済みとなる予定の橋脚数は、国53ヶ所、(広島)市20ヶ所。
それぞれの管理橋脚数に占める割合は国が30.9%に対し、市は5.7%にとどまる。市が財政難で予算確保が困難なため。
工事は、鉄製の落橋防止装置などを橋桁と橋脚に取り付け、地震による橋桁の落下を防ぐ。
中国地方整備局は2009年度から着手し、市は橋桁の塗装と併せて2006、2007年度に実施。双方とも、2011(平成23)年3月11日東日本大震災を受け、2011年度から工事を本格化した。
中国地方整備局は2011年度、第3次補正予算の国道54号防災・震災対策事業費の中で事業費約10億円を確保。2012年度分の一部を前倒しして、30ヶ所を目標に工事を進める。これまでに23ケ所の工事がほぼ終了。2012年度も可能な限り進めるとしている。
一方、市が2011年度中に工事するのは13ヶ所にとどまる。事業費1億4600万円の財源は全額、国の社会資本整備総合交付金を活用する。2006、2007年度に実施済みなのは7ヶ所。
広島市都市交通部新交通担当は「学校の耐震化を優先させていることもあり、十分に予算が確保できていない」と説明。2012年度以降について「国の交付金を活用できない場合でも何とか市単独で予算を捻出したい」とし、高架下に交差点がある場所から優先的に進める方針でいる。
今(2013)年1月白島の方から新こうへい橋を渡って牛田新町のバス停に来た時にみえたのが、工事用の養生シートでした。アストラムラインの耐震工事をしているのだなと思いました、バス停前に設置されている工事看板で、わたしが考えていた工事だったと確認しました。
1995(平成7)年1月17日の阪神・淡路大震災で高速道が脆くも破壊されている映像をみた事から、広島市内の橋々や交通機関の高架などの耐震診断が行われ、其れに伴って、耐震補強が徐々におこなわれていると(報道で)聞いていました。ここアストラムライン牛田駅附近のアストラムラインでも耐震補強工事が行われているのをみましたので撮影したのです。
新聞報道から、この牛田附近の工事は中国地方整備局発注の工事であることがわかりました。
 13.03.25.裕・記編集

13.01.18.撮影
広島市東区牛田新町1丁目 アストラムライン牛田駅付近

13.01.18.撮影

13.01.18.撮影

13.01.18.撮影

13.01.18.撮影

13.01.18.撮影
アストラムライン牛田駅



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