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中区江波東の“ニュー八重食堂”で売っている「おさんいなりずし」を取り上げました。 |
『昔、江波山(えばやま)附近に「おさん」という名の狐(きつね)が住んでいて、夜ごと通りすがりの人たちに美女や役者になり、だまして喜んでいました。・・・』という民話がいまに伝わり、江波地区に“おさんぎつね像”が建立されています。
その像の傍の惣菜屋さんが「おさんいなりずし」と名付けた“いなりずし”を売っています。 |
いなりずし(稲荷寿司) |
袋状に開いた油揚げを甘くあるいは甘辛く煮付け、寿司飯(酢飯)をそのまま、あるいはニンジンやシイタケなどの具材を煮込んで混ぜた寿司飯を詰める寿司の一種。お稲荷さん、お稲荷、いなりなどとも呼ばれます。 |
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いなりずしの語源 |
i一般的に、稲荷神の使いである狐の好物に由来すると云われているようです。 |
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お稲荷さんときつねの関係 (伏見稲荷の資料) |
「稲荷大神」のお使い(眷族けんぞく)がきつねとされているからで、但し野山に居る狐ではなく、眷属も大神同様にわたしたちの目には見えません。そのため白(透明)狐=“びゃっこさん”といってあがめます。 |
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おさんいなりずし(120円/個)は、白狐の姿を表し尻尾もある?(みるからに)薄味の油揚げの中に具入りの上品な味のすし飯で、美味しく頂きました。
「民話おさんぎつね」とともに「おさんいなりずし」ももっと知られてもいいのではと思い、この頁を編集しました。 |
2007年に民話:おさんぎつねの頁を編集たのです。その後ここで取り上げた「おさんいなりずし」を売っていることを知ったので、過去何度か江波地区をぶらり散歩した時、買おうと店に立ち寄ったのですが、昼過ぎで既に売り切れている時ばかりでした。
2014年になりましたが、「シュモーハウス」を見学しようと久しぶりに江波に来ましたので、横断歩道を渡ってお店に行ってみました。この日は昼頃でしたのでまだ売り切れではなく2個求めて残りが3個でしたのですぐに売り切れになるだろうな〜と思いながら撮影しました。 |
14.02.06.裕・記編集 |