(広島平和記念資料館本館)建物の調査:耐震調査

広島平和記念資料館本館  建物の調査を行っています 
                       調査期間:2013(平成25)年12月2日〜2014(平成261月末)年
 広島平和記念資料館は、被爆から10年後の1955(昭和30)年に完成し、開館しました。丹下健三(1913-2005)氏が設計したこの建物は、廃拠の中から立ち上がる強さを表しており、被爆の実相を伝える展示を行っています。
2006(平成18)年には、戦後の建築の建物として初めて国の重要文化財に指定されました。
現在行っている作業は、2014(平成26)年度に実施予定の耐震補強工事等の設計のための調査です。
ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。
2013年12月中國新聞の「原爆資料館本館の強度調査」という記事に目がいきました。
広島市は、2016年度から予定する原爆資料館本館の耐震補強工事に向け、事前調査をはじめた。
鉄筋コンクリートの柱などの強度を調べる試料を抜き取る。国の重要文化財である本館の一部に穴を開けるのは、1955年の開館以来初めて。12月3日には本館西側の一角が作業用の足場で囲まれた。本年度中に試料の強度などを調べ、耐震補強工事の工法を決める。
広島市の委託を受けた文化財建造物保存技術協会(東京)が12月中旬から試料の抜き取り作業に着手。来(2014)年1月末までに終える。
試料は直径8cm、長さ20cmの円柱。本館を支える20本の柱の一部や、地中の基礎部分などから計9本を抜取る。抜取った穴は新たなコンクリートで埋める。 抜取った試料は劣化状況や強度を検査。その結果を基に広島市は来(2014)年度に2016年〜2017年度に実施する耐震補強の工法を決める。
地中の基礎部分は免震ゴムを取り付けることが既に決まっている。 広島市によるとコンクリート建築の国の重要文化財に耐震補強の前例はなく、工法をめぐる文化庁との協議は難航。工事開始も当初予定より1年遅れた。広島市平和推進課は「外観を変えず、安全性も保てる工法が必要。確定には慎重を期したい」としている。
』とありましたので、「平和記念公園広場の四季」を撮影する時に調査状況が撮影出来ればと思ったのです。
      (通称・原爆資料館の建物調査過程)
2013年12月 資料館の西側に調査用の足場が組まれていました。
2014年1月 資料館西側(足場解体され)仮囲いが設置されていました。
2014年2月 仮囲いが撤去され、柱面に試験の跡が残っていました。
報道によると今回の通称・原爆資料館の強度を確かめる調査の結果を知りました。
広島市は、建物の外観を守れる免震工法で建物全体を補強できると結論付けたそうです。
ただ、天井の3ヶ所の梁の強度は建築基準峰が定める基準を下回っていたが直ちに危険な状態ではないので改修工事の中で補強することにしたそうです。
2014年度中に詳細設計をして、2016年〜2017年に改修工事を施工し、2018年の再開館を目指すそうです。
-広島平和記念資料館リニュアルの概要-
本館:2018(平成30)年春オープン予定        東館:2016(平成28)年春オープン予定
昨(2013)年12月中國新聞でこの資料館本館の耐震調査が行われる事を知りましたので、日赤での定期検診後立ち寄って撮影しようと思ったのです。
12月、今(2014)年になって1月、2月と撮影しましたので、この頁を編集しました。
躯体から試料のコアを抜いた処は撮影できていませんが、基礎・地中梁が試掘であらわれていました。
以前から、費用はかかっても、(国の重文ですので、外観を変えることが出来ないでしょうから)免震工法による補強工事が行われるだろうと思っていましたが、やはりわたしが思っていた工法での工事になることを報道で知りました。
 14.06.05.裕・記編集
2014年2月

14.02.20.撮影

14.02.20.撮影
先月まであった仮囲いが撤去され、柱面に試験の跡が残っていました

14.02.20.撮影
東北方向から簡易バリケードフェンスで囲われているところをみました

14.02.20.撮影
無処理(現状)←2層目剥離←1層目剥離←下地調整層
外壁に残った調査跡をみて
(通称)原爆資料館外部仕上げは、一般的にはコンクリート打ち放しと云われているのでしょうが、
現在の外壁は、コンクリートを打ち込んだ後(ほんざね)型枠を脱型したままの状態ではなく、少なくとも2回にわたって外部補修が施され、モルタル(セメント系の材料でしょうが)補修され、その厚さ(わたしの目測ですが)は5mm程度になっているようです。
その補修モルタルが下地から浮いたところがあったことからでしょう、昨(2013年3月)年落下防止アミを設置する工事がされています。
サンダーケレン ハツリ+ケレン 超音波ケレン 超振動ケレン 超音圧水洗

14.02.20.撮影

14.02.20.撮影
コンクリートの被りが少なくフープ筋がみえている処が散見されます
2014年1月

14.01.23.撮影
資料館西側に仮囲いが設置されていました

14.01.23.撮影
調査工事看板とリニュアル工事概要看板

14.01.23.撮影
地中部の躯体調査が行われるのでしょう

14.01.23.撮影

14.01.23.撮影
試掘で基礎と地中梁がむき出しになっていました
2013年12月

13.12.19.撮影
(通称)原爆資料館の西側に調査用の足場が組まれていました

13.12.19.撮影

13.12.19.撮影

13.12.19.撮影
テストハンマーによる作業が行われていました
(テストハンマーによる打音検査)作業をみて
(通称)原爆資料館外部仕上げは、一般的にはコンクリート打ち放しと云われているのでしょうが、
現在の外壁は、コンクリートを打ち込んだ後(ほんざね)型枠を脱型したままの状態ではなく、モルタル(セメント系の材料でしょうが)補修されいるようです。
その補修モルタルが下地から浮いたところがあったことからでしょう、昨(2013年3月)年落下防止アミを設置する工事がされています。



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