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中区中島町の平和記念公園に建立されている「“原爆の子の像”の中にスズメが巣」を作りました。
※6月22日中國新聞報道で卵がかえり巣立ったことを知りました。
・6月2日を最後にヒナに餌を与えていた親鳥の出入りがなくなった。
・6月11日安佐動物公園鳥類担当者の下で巣を取り除いた。
・巣の中には孵らぬままの卵もあったが親鳥が温めきれずに断念したものでよくある事。
*(わたしは一般市民ですので)スズメが鐘に留まっている画像などこの頁にはありません。 |
お知らせ 広島市
鐘の中にスズメの巣がありますので、
当面の間、使用を中止します。
子スズメが巣立つまで温かく見守りたい
ので、皆様のご理解をお願いします。 |
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中國新聞の報道で、スズメが原爆の子の像の鐘内に巣を作った事を知りました。
『平和記念公園にある「原爆の子の像」の鐘にスズメが作った巣について、広島市は6月ごろまで撤去せず、ひなが巣立つのを待つと決めた。
5月11日、鐘を鳴らすための鎖を当面の間は取り付けないと決め、音が出ないようにして子育てを見守る。巣は、直径≒30cm、高さ≒60cmの鐘の中に、枝や草などで作られている。成鳥が出入りしており、卵やひなは確認されていない。日本野鳥の会広島県支部)によると、スズメは6月ごろに巣立つという。
平和記念公園は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で原爆資料館が6月1日まで臨時休館するなど、来園者が減っている。市緑政課は「鎖は毎朝取り付けていたが、巣を守ることを優先した。公園の利用者に迷惑や危険を及ぼす恐れが高まらない限り、温かく見守りたい」としている。』 |
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中國新聞続報で、次のようなことも知りました。
『「原爆の子の像」の鐘の中で、スズメが巣を作り始めたのを受け、公園を管理する市がこのほど、営巣への理解と協力を求める貼り紙を掲示した。施設の維持を優先するはずの行政が、本来業務を度外視して動物愛護に乗りだすのは異例の出来事で、「お知らせ」と書かれた紙は、5月12日に貼り出された。
実は。まだ巣は完成しておらず、ひなはおろか卵の存在さえ確認できていない。
広島市によると、5月8日に市民から連絡を受け、内部で対応を協議。安佐動物公園の鳥類担当者に問い合わせたところ、スズメは営巣を始めてから2週間で産卵し、ひなはふ化後2週間で巣立つと説明を受けた。
スズメが鐘の中を選んだのは、コロナ禍で公園への訪問者が減ったことが原因とみられる。市も修学旅行生や外国人観光客が減り、鐘を鳴らせなくなっても影響はそれほどないと踏み、6月中旬まで見守ることにした。
さらに、鐘の中を頻繁にのぞき込むと、スズメが危険を感じて抱卵や子育てを放棄する恐れがあることから、貼紙の掲示も決めた。スズメの出入りがなくなる頃合いをみて巣を撤去するという。 |
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※Wikipediaによると、
『雌雄が抱卵し10-12日で孵化する(抱卵日数は10-14日)。ヒナは晩成性で14-18日で巣立つ。』 |
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新聞報道で、スズメが盛んに動き巣を作っていると5月11日写真付きで紹介がありました。
平和記念公園を訪ねた5月27日、少し時間をとって見ていましたが、(目が悪いわたしですが)スズメが出入りしていなかったし、スズメの子が啼いている気配はなかったので、抱卵中かもしれないと思いました(が)。
近づき像の中を覗きました。焦点を合わす時間も掛けずにサッサと2枚撮影しました。(当然フラッシュを焚かない設定をしていました).。 |
報道で指摘しているコロナ禍で観光客が少なくなった事はあるでしょうが、
平和記念公園のスズメは、人懐っこくベンチでおにぎりや弁当を食べていると近づいてきて、ハトともに餌をねだるのです。最近は、カラスが多くなったのでスズメには子育がしにくくなったのはと(わたしは)思っています。
(旧西国街道根際の)原爆の子の像周りにはそれなりに車も通り、人の通りがあり、人影もあることからカラスが襲ってくる事も少ないであろうことから巣を作ったのではとわたしは思っているのですが。 |
6月22日病院の帰りに立寄ってみようと思っていましたので、週2回ほどこの辺りも散策する兄にスズメはどうなったかをTELで聞くと、6月15日みると巣は既に撤去されていたということでした。
訪ねようと思っていた22日朝中國新聞をみると巣立って巣は11日に撤去したことを知りましたので、巣が撤去され、鐘を鳴らす鎖が取り付けられたところを撮影し、この頁を更新しました。
コロナ禍でスズメが巣を造ったという報道でしたが、鐘を鳴らす人がほとんどいなかったことが第一の原因でしょうが、カラスに脅かされているスズメが、人が少々見学していたとしても、鐘を鳴らす鎖を取り付けていなければ来年もスズメが巣を造り、子育てをするのではとわたしは思っていますが。 |
21.06.24.更新 21.05.31.裕・記編集 |