IPPNW第九回世界大会記念(植樹)碑
  中区中島町の平和記念公園国際会議場西北緑地に建立されている「IPPNW第九回世界大会記念(植樹)碑」です。
※“語り継ぐ平和の緑”の標識が設置され記念樹の樹種が「ハナミズキ」と云うことが分かりましたので追記しました。
IPPNW 第九回世界大会記念
一九八九(平成元)年十月

International Physicians for the Prevention of Nuclear War  (核戦争防止国際医師会議)
米国ハーバード大学公衆衛生学部教授バーナード・ラウン博士とソ連心臓学研究センター前所長エフゲニー・チャゾフ博士との心臓学者としての長年の交流と、エリック・シヴィアン、ジェームズ・ミューラー、ハーバート・エイブラムス、レオニード・イリイン、ミカイル・クジン博士等の努力の結集が、IPPNW設立の原動力となりました。ラウン博士とチャゾフ博士との文通から、1980(昭和55)年12月ジュネーブで米・ソの医師達による会議が開催され、その会議で、その後のIPPNWの活動の基礎となる以下の原則の合意をみました。
IPPNWは、核戦争とそれに関連する諸問題にその焦点を限定する。
会員医師は、人々の生命を守り、健康を保つという医師としての立場から核戦争を防止するために努力する。
東西両陣営の医師から構成され、核戦争のもたらす医学的結末に関する知識を世界の人々や指導者たちに普及させる。
核戦争防止のために手段を講じる際、常に中立的、超党派的性格を維持する。
*資料はIPPNW日本支部のIPPNW設立経緯を参照しました
    語り継ぐ平和の緑  台帳番号K−13  国内外からの寄付樹木
樹種:ハナミズキ (Cornus florida)
寄付者:Ippmw(核戦争防止国際医師会議)
寄付年:1989(平成元)年10月
寄付の経緯
Ippnw(核戦争防止国際医師会議)は、核戦争を医療関係者の立場から防止する活動を行うための国際組織で、1980年に設立されました。
Ippnwの第9回世界大会が、「ノーモア・ヒロシマ この決意永遠に。」のスローガンのもとに、1989(平成元)年10月7日から10日までの4日間広島国際会議場で開催され、その際にハナミズキが植樹されました。
ハナミズキの原産は、東部アメリカ〜北部メキシコで、樹種名にflorida(フロリダ)とあるのはその周辺を代表する樹木(花)であるということだそうです。
核戦争防止国際医師会議(IPPNW)のことは、毎年12月になるとノーベル平和賞受賞が新聞紙上などで報道されるとき、IPPNWが1985(昭和60)年受賞した事も時々取り上げられるので、ほんの少しだけですが知っていましたので、ここに記念樹が植樹されていると思ったのです。この記念樹は、第9回世界大会1989(平成元)年10月7日〜10日この地で開催され、78ヶ国から3,000人を越える医師が参加したそうで、その記念として植樹されたものでした。
国際会議場の南西緑地帯の一角が五つの記念植樹・碑が建立されておりハナミズキが植樹されている事を知り撮影していました。そこから国際会議場の根際を通り北西緑地帯に行ってみたのです。
そこでみたのが、この「IPPNW大会記念・碑」と「広島市・モントリオール市友好記念植樹・碑」、「オリーブ都市・碑」がありそれぞれ、ハナミズキ、桜、オリーブが植樹されていましたので2月撮影したのですが、HP引越などで編集が年越したいまになりましたが、編集しました。
 23.09.17.再編集  .12.23裕・記編集

11.04.07.撮影
広島市中区中島町1 国際会議場西北緑地

11.02.05.撮影

11.04.07.撮影

11.05.13.撮影

11.10.13.撮影

22.04.20.撮影
先に撮影した2011年と比べれば幹・枝は少し太くなっているようです

22.04.20.撮影
“語り継ぐ平和の緑”が取り付けられたことで「ハナミズキ」とわかったわつぃです

22.04.20.撮影

22.04.20.撮影
Ippnw 第九回世界大会記念 一九八九年十月
 



「平和記念公園項目一覧」編



広島ぶらり散歩
          国際会議場西北緑地
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