(平和記念資料館に展示の)原爆のきのこ雲

  原爆によるキノコ雲の画像を見たのは報道番組などで放送された米軍機による撮影画像だったように思います。
原爆炸裂から約3分後に米軍B29(グレート・アーティスト)に搭乗した科学調査リーダー、ハロルド・アグニューにより8mmカメラによって撮影されたキノコ雲の映像だそうです。
日本側が撮影した原爆のキノコ雲の写真を見たという記憶が(わたしに)あるのは、
1995(平成7)年仕事の関係で住んでいた美土里町(現在・安芸高田市)で、山村開発センターに展示されていた織田吾郎さんが撮影された美土里町から見た原爆のキノコ雲でした。
また、2006年府中町歴史民俗資料館を見学したとき、山田精三さんが撮影された府中町水分峡からみた原子雲の写真でした。
2013年広島平和記念資料館を見学したとき、(日本側が撮影した)数枚の原爆のキノコ雲の写真がパネルで展示されているのに目が留まりました、この頁では、それらの内で、宇品町陸軍船舶練習部からみた原爆雲と呉市吉浦海軍工廠からみた原爆雲のパネル写真を取り上げました。
今(2013)年広島平和記念資料館を久しぶりに見学したとき、日本側が撮影した数枚の原爆のキノコ雲の写真がパネルで展示されているのに目が留まりました。いままで見学した時も見たこともあるのでしょうが丁寧に見学していなかったのでしょう気が付かなかったようです。
写真機が高価だった時代で、戦時中ということも考えれば、日本人撮影の原爆のキノコ雲は貴重な記録と思います。ここで取り上げた写真は軍施設から撮影されたものですので、軍関係者だった方の撮影だったのでしょう。
13.07.31. 裕・編集

広島平和記念資料館展示の写真を13.04.08.撮影
爆発約15分後
爆心地から4km、

広島市宇品町 陸軍船舶練習部構内から
木村権一氏撮影
広島市中区中島町1  広島平和記念資料館・展示パネル

広島平和記念資料館展示の写真を13.04.08.撮影
爆発約40分後
爆心地から18km、

呉市吉浦町(現在・若葉町)
           海軍工廠砲熕実験部から
尾木正己氏撮影
広島市中区中島町1  広島平和記念資料館・展示パネル



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