旧中島地区被爆遺構試掘2019年

  中区中島町の平和記念公園(旧中島地区部分)で行われた「旧中島地区被爆遺構の試掘」を取り上げました。
*平和記念公園は、盛土で整備されたので、ある程度(ここでは60cm〜90cmくらいでも)掘削すれば被爆遺構が出土したようです。
※試掘の場所に建屋(上屋)を設けて来園者に見学してもらう計画のようです(詳しい計画は下記で示した広島市の基本計画書を見てください)。
〔試掘撮影過程2019年〕
5月23日 6月25日 7月18日 8月22日 9月19日 10月18日
仮囲い設置 試掘はじまる 一旦終了 再び仮囲い 再び試掘調査 調査終了
【確認調査の概要】
1) 名称:旧中島地区被爆遺構確認調査
2) 実施場所:名勝平和記念公園内(広島平和記念資料館東館北側の緑地帯の一部)
3) 実施期間:@令和元(2019)年5月16日(木)〜7月19日(金)
       A令和元(2019)年8月21日(水)〜〔9月末〕
4) 掘削規模:@・Aの全体面積60u程度、深さ約0.6m〜約0.9m
5) 調査実施:(公財)広島市文化財団文化科学部文化財課
旧中島地区被爆遺構確認調査について広島市は次のように位置づけています。
『・・2020年は、・被爆75周年を迎えます。
被爆者の高齢化が進む中、被爆の実相を後世に確実に伝えていくために、あらゆる取組を展開していくことが求められています。その取組の一つとして、平和記念公園を訪れる人々に、地下にある旧中島地区の人々の暮らしの痕跡を被爆遺構としてその場で直接見て肌で感じてもらおうとする今回の遺構展示の試みは、まさに時宜を得たものと言えるでしょう。
そのような目的のもとで企画された今回の調査の記録が、この地で命を落とされた方々の慰霊の一助となると共に、被爆遺構の展示整備に資することを願って已みません。』と述べています。
広島市は「旧中島地区被爆遺構確認調査報告書」を公開しています。
旧中島地区被爆遺構展示整備目的を次のようにいっています。
『・平和記念公園を訪れる人々に、この地がかつて広島市の中心的な繁華街であったこと、一発の原子爆弾により多くの人々の日常の営みが一瞬にして破壊し尽くされたことを分かりやすく伝えるために、名勝の価値や被爆遺構そのものを損なうことのないよう留意しながら、平和記念公園の地下にある旧中島地区の人々の暮らしの痕跡を被爆遺構としてその場で直接見て肌で感じることができるような展示を行う。
・原爆ドーム、平和記念公園レストハウス、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、被爆遺構、広島平和記念資料館を一つの動線で結ばれた施設群とすることで回遊性を高める。
・被爆前の人々の暮らしぶりや被爆の痕跡を直接示す被爆遺構を、平和記念公園の新たな機能として位置付け、名勝指定理由の一つである「慰霊と平和希求の象徴的な場」としての価値をより一層高める』と述べています。
広島市は「旧中島地区被爆遺構展示整備基本計画書」を公開しています。
わたしはここの処毎年間、被爆アオギリの四季を定点撮影していますので、
2019年6月被爆アオギリの後側緑地帯で原爆遺構の試掘がはじまったことを知り撮影していました。
被爆アオギリを撮影しようと行ったとき、ここで取り上げた「旧中島地区被爆遺構仮展示(現地見学会)」もガードフェンスの隙間から撮影していましたので、この頁を編集しました。
 21.08.09.裕・記編集
2019年5月23日
5月23日(木)昼前でした。晴れて暑い日でした。
被爆アオギリを撮影した時、その後側“民放の森”の一角がガードフェンスで囲われていましたので何事かと思ったのですがその時はわからなかったのです。
次の日(5月24日)TVローカルニュースを見ていたら、“原爆遺構の試掘”がはじまったということだったので、そのためのガードフェンス設置だったことがわかりました。

19.05.23.撮影
中区中島町1 平和記念公園平和記念資料館東館北側緑地帯にガードフェンスがみえました
2019年6月25日
6月25日(火)昼ごろでした。暑い日でした。
被爆アオギリを撮影した時、先月知った原爆遺構の試掘をガードフェンスの隙間からみました。
調査する場所を決めたのでしょう試掘する部分の表土がはぎとられ、調査しない部分に盛土されていました。

19.06.25.撮影
被爆アオギリの後側のガードフェンスをみました

19.06.25.撮影
ガードフェンスの隙間から中をみました

19.06.25.撮影
調査する処を掘り下げ、掘った土を盛土にしていました
2019年7月18日
7月18日(木)昼ごろでした。小ぶりの雨でした。
ガードフェンスに「旧中島地区被爆確認調査」の標識が付けられていました。
8月6日原爆忌での通称・平和記念式典のために試掘部分は目印を設置して梅も出されていました。
工期にある7月下旬までにガードフェンスが撤去されるのでしょう。

19.07.18.撮影
被爆アオギリの後側のガードフェンスをみました

19.07.18.撮影
「旧中島地区被爆確認調査」の標識  掘削期間:令和2年5月24日〜7月下旬

19.07.18.撮影
被爆遺構確認調査終わったのか?埋め戻されていました

19.07.18.撮影
どうも8月6日原爆忌の通称・平和記念式典のために埋め戻されたようです

19.07.18.撮影
2019年8月22日
8月22日(木)昼ごろでした。曇っていました。
8月6日原爆忌での通称・平和記念式典のために撤去されていたガードフェンスが再び設置されていました。
試掘調査はまだはじまっていない様でした。

19.08.22.撮影
被爆アオギリの後側のガードフェンスを再びみました

19.08.22.撮影

19.08.22.撮影
中を覗くと、これから試掘調査がはじまるようにおもいました

19.08.22.撮影
2019年9月19日
9月19日(木)12時過ぎでした。晴れていました。
秋の修学旅行の季節になったのでしょうか、平和記念公園には多くの小学生が訪れていました(観光バスも留まっていました)。特にここアオギリの回りの多くの小学生に圧倒されながら簡易椅子に座って、自販機で求めたポカリスエットを飲みました。
ガードフェンスの中を覗くと再び原爆遺構の発掘調査が始まっていました。50pくらい掘られていました。これからもっと深く発掘されていくのだろうと思いましたが。

19.09.19.撮影
被爆アオギリの後側のガードフェンスをみました

19.09.19.撮影
中では試掘調査(発掘調査)が行われていました〔昼食時間でしたので作業は中断中でした〕

19.09.19.撮影

19.09.19.撮影
詳しくはわからなかったのですが、被爆遺構が出土しているようでした

19.09.19.撮影
2019年10月18日
10月18日(金)15時前でした。あいにくの雨でした。
先月(9月)には再び実施されていた原爆遺構の発掘が終わったのでしょう。
ガードフェンスが撤去され、埋め戻され整地されていました。

19.010.18.撮影
被爆アオギリの後側をみましたがガードフェンスは撤去されていました



平和記念公園」編



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