全日本損害保険労働組合被爆20周年記念碑

  中区中島町の平和記念公園に建立されている「全日本損害保険労働組合被爆20周年記念碑」です。





























全日本損害保険労働組合(全損保)広島地方協議会が、被爆20周年を記念し1965(昭和40)年建立したもので、募金と碑文・碑のデザインなどを公募、その中から被爆された保険会社社員碑文が選ばれたと聞きます。
被爆当時市内に14の保険会社に200人の社員が勤務しており、89名の方々が犠牲になりました。
2001年撮影してこの頁を編集しました。
この記念碑が建立される前1955(昭和30)年全損保広島平和集会記念樹としてソテツが植えらましたが、1990(平成2)年平和記念資料館東館建設工事に伴いヒイラギモクセイへと樹種を変えられていることを広島市設置の説明板で知りましたので追記しました。
2014年11月被爆したアオギリを撮影した後、この碑の方へ来た時ソテツの(雌)花に目が行きました。
以前設置してあった(ソテツを撤去した広島市設置の)説明板が無くなっていました。それは、当初のようにソテツがこの碑の根際に移植されたので撤去されたのだろうと思いました。
なお、代替樹だったヒイラギモクセイはそのままの位置で、“まだまだ大きくなるぞ”と云っているのだろうな〜とわたしは思いながら撮影しました。
15.01.18.再編集   01.10.30裕・記編集
   関連頁: 友愛碑(日本損害保険協会慰霊碑)

01.10.25.撮影
広島市中区中島町1 平和記念公園

01.10.25.撮影

05.10.10.撮影
被爆20周年記念之碑 昭和四十(1965)年八月六日
全日本損害保険労働組合

05.10.10.撮影
全損保広島平和集会記念樹
1955(昭和30)年8月6日
(もともとはソテツでしたが→)
全損保広島平和集会記念樹について
全損保広島平和集会記念樹は、当初{1955(昭和30)年8月6日}現在の広島平和記念資料館東館の南側に植えられていました。その後、平成2(1990)年同館の建設に従い、現在の場所に移設し、記念樹の種類をソテツからヒイラギモクセイに変更しました。
広島市

05.10.10.撮影
ヒイラギモクセイ (常緑樹・モクセイ科モクセイ属)
ヒイラギとギンモクセイの中間種といわれています。
←ヒイラギモクセイと広島市設置の説明板

14.11.18.撮影
2005年当時はなかったソテツが記念碑根際に移植されたようでした

14.11.18.撮影
雌花が咲いていましたので、雌ソテツとわかります



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全日本損害保険労働組合被爆20周年記念碑
(全損保労組寄付)ヒイラギモクセイ
(広島酒販寄付)イロハモミジ
 


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