(広島市平和記念公園レストハウス) 耐震改修他工事

  中区中島町の平和記念公園で行われた「(平和記念公園レストハウス)改修工事など」を取り上げました。
※ここでは、“レストハウス耐震改修工事”と“バリアフリー化用の別棟工事”を取り上げています。
レストハウスは、
1929(昭和4)年大正屋呉服店として建設されました。1943年廃業。
1945(昭和20)年8月6日被爆時は県燃料配給統制組合使用の“燃料会館”でした。
戦後直ちに改修され、燃料会館として利用されました。
1957(昭和32)年には広島市東部復興事務所がおかれ、都市の復興の拠点となりました。
1982(昭和57)年からはレストハウス(1階が無料休憩所と観光案内所)として利用されていました。
広島市平和記念公園レストハウス 耐震改修その他工事
建物用途  事務所
構造・規模 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
        地下1階 地上3階
        建築面積 311.02u
        延床面積 980.47u
工期     2018年12月17日〜2020年5月15日
施工     五洋建設株式会社中国支店
総工事費  442,800,800円
発注者    広島市都市整備局 営繕部営繕課
広島市平和記念公園レストハウス増築工事
建物用途  事務所
構造・規模 鉄筋コンクリート造
        地下1階 地上3階
        建築面積 90.10u
        延床面積 364.50u
工期     2019年7月10日〜2020年5月15日
施工     株式会社湯川組
総工事費  153,000,000円
発注者    広島市都市整備局 営繕部営繕課
広島市平和記念公園レストハウス増築その他冷暖房・衛生設備工事
工期     平成31(2019)年3月22日〜令和2(2020)年5月15日
施工     機械(空調・衛生設備) 株式会社高原設備工務店
        電気  ヱビス電工株式会社
        エレベーター設備 三精テクノロジーズ株式会社
総工事費  111,500,000円
発注者    広島市都市整備局 営繕部営繕課・設備課
2018(平成30)年2月からレストハウスは閉館。改修工事を進め、2020(令和2)年7月1日再開館しました。
事業費は9億4,100万円だそうです。
レストハウス南側にバリアフリー化のため、エレベーターとトイレを備えた別棟が増築されました。
想定と比べて建物の傷みが激しく、壁の増設などで補強した個所もあるそうです。
工事中撮影した作業画像
2018.02.26.撮影 2018.05.16.撮影 2019.01.31.撮影 2019.05.23.撮影 2019.08.22.撮影
外部足場組 一旦・足場解体 別棟工事前試掘 2台のレッカー車 別棟地下工事
2019.09.19.撮影 2019.12.12.撮影 2020.01.09.撮影 2020.02.24.撮影 2020.03.30.撮影
改修工事標識 外部足場 別棟3階外壁 養生シートで覆れ 外壁が現れ
2020.05.29.撮影 2020.06.22.撮影
残工事あり 再開館を待つ
改修では、
外観を建設当初の薄いだいだい色で、タイルなど一部は当時の素材をそのまま生かした。
戦後、屋上に加えられた三角屋根は、元の陸屋根に戻した。
1・2階はレストハウスとしての役割を引継ぐ。
2階は休憩・喫茶ホールで、19歳で被爆死した河本明子さんが愛用した被爆ピアノを常設展示。
3階は、商店や住居が集積した旧中島地区の過っての姿を知る展示室。
地階は、被爆でただ一人助かった野村英三(1898-1982)さんの体験を紹介。
2018年から2020年コロナ禍が顕著になってきたころまで撮影していた画像でこの頁を編集しました。
あれもこれも撮影出来れば良かったのでしょうが、時々の撮影で工事の流れだけはわかるのではないかと建築屋の端くれだったわたしの独りよがりの編集になっているかもしれません。
2020年7月1日再オープンしていますが、2021年の今になりましたがやっと編集しましたのでよければ見てください。
      21.07.01.裕・記編集
2018年2月26日 外部足場組立中
耐震改修工事のことを詳しく知らなかったので、レストハウスの外壁をやり替える足場組かと思って撮影しました(が)。次の画像5月撮影時足場が解体されていましたので、外壁の調査のための足場だったのかなと思いました。

18.02.26.撮影
レストハウスに外部足場が架けられていました

18.02.26.撮影

18.02.26.撮影
外部足場組立中でした
2018年5月16日 外部足場が解体されていました
2月にみた外部足場は、外壁の調査足場だったのかなと思いました。
レストハウスは休館中で、観光案内所は平和記念資料館東館1階へ仮移転しているとの貼紙がありました。

18.05.16.撮影
2月に架けられていた外部足場が解体されていました
2019年1月31日 別棟工事前の試掘 
レストハウス南側にバリアフリー用別棟を建設する前の試掘の状態です。
新聞報道で、被爆したコンクリート舗装が出てきたとありましたので、仮囲いの隙間から撮影したのです。(今の平和記念公園は、盛土をして整備しているので、少し掘削すると被爆当時の状態が残っているのです。)
この時は、わたしはまだエレベータなどの別棟が建てられることをはっきりと知らなかったので、(他の場所でも順次進められている)外部便所の建替工事で試掘したのかなと思っていたのです。

19.01.31.撮影
レストハウスと屋外部公衆便所の間の試掘
2019年5月23日 レッカーが2台活躍中
5月にみたとき、2台のレッカー車のアームがみえました。
1)レストハウスには外部足場が組まれ(落下防止よりも厚手の)防音シートが貼られていましたので、何かの解体作業が行われているのだろうと思いました。
レストハウス側のレッカーは、戦後(防水用でしょう)三角屋根が取り付けられていますので、建設当時の陸屋根にするのに解体されているようでした。
2)もう1台のレッカーはレストハウス南側の別棟地下工事用の山留材・シートパイルを打ち込んでいる処でした。
〔上記工事看板で云う増築工事が別棟建設だったのかとうっすらとわかりかけたわたしでした〕

19.05.23.撮影
2台のレッカー車が活躍していました

19.05.23.撮影
シートパイルを打ち込んでいました     レストハウス屋上屋根の解体作業中のようでした
2019年8月22日 別棟地階工事中
レストハウス南側の別棟地下工事用の山留材・シートパイルを打ち込んでいる処を見ていましたので、どうなっているのだろうと思ったときにシートゲートが開いていましたので撮影できました。
〔元安川の根際ですので費用はかかっても止水を考えシートパイルになったのでしょう〕みえる範囲だけでしたが水に悩まされることなく作業ができているようでした。

19.08.22.撮影
(シートゲートが開いていたので)別棟の地下工事がみえました

19.08.22.撮影
(別棟地階工事の邪魔にならないように)レストハウス南側足場は空中のH鋼で受けたいました
2019年9月19日仮囲いにレストハウスの耐震リニュアル工事の標識が出ていました
レストハウスの改修工事が行われているのだろうと誰もがわかりますが、(旧西国街道沿いの)仮囲いに
日本語で“レストハウスの耐震・リニュアル改修工事を行っています”という標識が貼りだされ
下側には英語で“The Rest House is undergoing earthquake-proofing and renovations”とあります。

19.09.19.撮影
仮囲いに取り付けられた工事標識
2019年12月12日 レストハウスの工事進捗はわかりませんが、別棟は2階の外壁が取付け
レストハウスの改修工事は養生シートの中で行われていますので外からはわかりません。
別棟は鉄骨工事が終わり外壁が2階まで取り付けられているのがみられました。

19.12.12.撮影
別棟は鉄骨が建ったようです    レストハウス改修工事は養生シートでみえませんが順調に進んでいる?

19.12.12.撮影

19.12.12.撮影
別棟工事は、2階まで外壁が取り付けられています

19.12.12.撮影
2020年1月9日 別棟外壁3階まで取り付けられていました
レストハウスの改修工事は養生シートの中で行われていますので外からはわかりませんので撮影はスルー。
別棟は外壁が3階まで取り付けられているのが、まだみられました。

20.01.09.撮影
別棟は、3階までの外壁取付工事が終わったようです
2020年2月24日 建物全部が養生シートで覆われました
レストハウスの改修工事は養生シートの中で行われていますので外からはわかりません。
別棟も外部仕上げ内部仕上げ工事の進捗はわかりません。

20.02.24.撮影
仮囲いに別棟工事会社、レストハウス耐震改修工事会社の安全旗と社旗が掲げられています
2020年3月30日 レストハウスの外壁がみえてきました
レストハウスの外壁の改修工事が終わり足場が解体されてきましたので、改修後の外壁がみえてきました。
別棟工事は内外装中でまだ養生シートに囲まれています。

20.03.30.撮影
建設当初の「大正屋呉服店」の外壁に近づけた改修が行われたと聞きます

20.03.30.撮影

20.03,30.撮影
西面の外部足場はまだ残っていました

20.03.30.撮影
レストハウス西面はまだ残工事があるのでしょう  別棟は西面の足場は解体されていました
2020年5月29日 残工事あり 
レストハウス耐震改修工事、別棟増築工事とも契約工期は5月15日まで、残工事があるのでしょうまだ仮囲いの一部が残っていました。
コロナ禍に見舞わあれてきた2020年、建設現場にも職人不足などの影響があったのかもしれません。

20.05.29.撮影
工事用仮囲いがまだ残っていました

20.05.29.撮影

20.05.29.撮影
2020年6月22日 再オープンを待つばかり 
レストハウス東面(被爆方向面)を仮設という邪魔者が無くなって改めてみると以前とは全くと云っていいほど変わっているとわたしは思うのです。
それは、(戦後設置されたということからわたしはこれしか知らず見慣れていたからでしょう)緑色の三角屋根がなくなっているからです。
ただ、バリアフリー化のためとはいえ2億6千万円強の工事費をかけ別棟を建てる必然性があったのか疑問を感じずにはおられません。もっと簡素に例えばJR橋上駅へのバリアフリー(エレベーター設置)を考えればこれほどの工事費はかからないことは間違いないと思うからで、1兆円を超す借金自治体・広島市なのですから。

20.06.22.撮影
(別棟はやっぱり邪魔)   緑色の三角屋根が撤去され印象が変わったレストハウス

20.06.22.撮影



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