国立広島原爆死没者追悼平和祈念館・内部(体験記閲覧室)

  中区中島町の平和記念公園内の建設されている「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館・内部」です。
入口にあるこの施設案内文には、
『国立広島原爆死没者追悼平和祈念館には、
原爆死没者を静かに追悼し、平和について考える「平和祈念・死没者追悼空間」、
原爆で亡くなった一人一人の存在を実感できる「遺影コーナー」、
被爆体験記を読んだり被爆者証言ビデオなどを見ることにより、被爆の実相について学ぶとともに被爆者の思いに触れる「情報展示コーナー」や「体験記閲覧室」があります。』とあります。
2003年おじさんの‘原爆記’が資料として既に展示されていると最近訪ねた兄夫婦に聞き行ってみたのです。
わたしでは判読できないところがありますので整理された資料を見せていただこうと思ったのです。タッチパネル式の装置で検索でき、音のあるものはヘッドホンで聞くことが出来きます。
被爆当時の地域ごとの写真・動画等の資料はなかなか見ごたえがありました(残念なことに、手が回らないのでしょうが詳細の説明はないのですが)
2003年訪ね相談したほか、次ぎの2点を祈念館の清水さんにお願いしたのです
わたしの考え 清水さんのお答え
1) 資料をここに来なければ見られないという今のシステムではなくNETで検索・閲覧できるように出来ないのか? 祈念館での公開は同意されてもNETで公開ではプライバシーの問題も解決しなくてはと。
2) 体験記を英訳して原爆の実相を知らなといわれる米国人に読んでもらえるようにしなくてはならないのでは? 少しづつではあるのだがやっている、現在一部を情報展示コーナーで展示していると。
さまざまな障害があるとは思うのですがここに来なければ見られないのではなく、NET時代の平和祈念館として世界への情報発信拠点(資料のさらなる収集・充実とともに)への発展を願っています。
2019年久しぶりに内部を撮影しました。
総合案内所で「遺影コーナー」は撮影不可ですと云われました。
この祈念館の最も重要な部分が撮影不可ということはこの施設最大の誤り事ではと思わずにはおられません。
∵フラッシュを焚かなければ撮影可にすべきと思います。
おじさん一家とお袋が映し出されたところをこの頁で紹介しようと思っていましたが、撮影できなかったので、案内板の写真でお許し願っておきます。
また、体験閲覧室を撮影し終わった時、係の女性が横に来てここは撮影禁止ですと云われました。
理由は館の規則だからですとの答えで、HPに掲載するには許可申請がいるとのことでしたので、いまさら面倒ですので、2003年おじさんの原爆記を閲覧に来た時の画像でこの頁ではご容赦願います。
“館の規則を変えて、撮影可にすべき”と改めでここに記述し、今回の頁更新としました。
19.08.25.更新    03.09.06裕・記編集
広島市中区中島町1-6  国立広島原爆死没者追悼平和祈念館内部(案内板)
 正面入口

19.08.22.撮影
左側:総合案内所                   右側:スロープで追悼空間に降りていきます
平和祈念・(原爆)死没者追悼空間

19.08.22.撮影
追悼空間の天井部を見ました(トップライト部分が屋外の8時15分モニュメント)

19.08.22.撮影
(椅子の数はわずかですが)座って追悼できます     追悼空間の壁には被爆後の広島の写真があります

19.08.22.撮影
追悼空間にも8時15分モニュメントがあります。屋外の8時15分モニュメントの真下です
 追悼空間から出た処の壁

19.08.22.撮影
ここにも被爆後の広島の写真(原爆ドームが見えます)  この先が「遺影コーナー」です(上の案内画像で)
「情報展示コーナー」 

19.08.22.撮影
被爆体験記を紹介、「お父ちゃんお母ちゃんお姉ちゃん・・・」日本語と英語で文章が映し出されています
体験記閲覧室
「おじさんの原爆記」は、単に原稿を電子コピーしファイリングされたものでした(被爆体験記集第37巻P73〜P127にありました)。
おじさんが被爆した兵器部で(原爆で亡くなった)嘉忠さんの遺体を一時入れた兵器部・大水槽の位置、祈念館体験記資料担当者・清水さんが別資料を持ってきてくださり一緒に調べてくださったのですが分かりませんでした。
コピーを見ていると最初の数頁に判明した字を加筆した部分がありましたので清水さんにお伺いしたのですが、こちら祈念館の資料は平和記念資料館に提出してあった資料をそのままコピーし展示していると言うことでしたので原稿にない書込みは資料館の方で書込まれたもののようでした。
{その中で腕時計と判読してあった字は、腹時計(懐中時計か)と解釈していましたので私の間違いが分かりました}
  関連頁:(後日になりましたが2012年平和記念資料館特別展をみて推測した)中国軍管区兵器部の大水槽(位置)
おじさんの原爆記をHPで公開しようとしているときだったので、訪ね相談したのです。

03.09.05.撮影
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館・体験記閲覧室検索装置(タッチパネル)
おじさんの原爆記が収めてある
被爆体験記集第37巻を借りてきた処、この時は私一人でした

03.09.05.撮影
平和祈念館・体験記閲覧室・体験記他資料棚
中段の右側あきスペースになっている処が被爆体験記集第37巻の場所



平和記念公園」編



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国立広島原爆死没者追悼平和祈念館・内部


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