ローマ教皇フランスコから贈られた燭台・キャンドル

  広島市中区中島町の広島平和記念資料館東館に展示されている「ローマ教皇フランスコから贈られた燭台とキャンドル 」です。
※ローマ教皇フランシスコは、2019(令和元)年11月24日平和記念公園を訪問し、「平和のための集い」に参加しました。
  ローマ教皇フランシスコから贈られた燭台とキャンドル
この燭台とキャンドルは、
「平和のための集い」の時に原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)に置かれ、ローマ教皇フランシスコが明かりを灯しました。
真鍮製で高さ1,15mの燭台でその上に22cmのキャンドルが置かれています。
(展示右上の)メッセージは、
ローマ教皇が11月24日夜、平和記念公園でのスピーチに先立ち英語で記したものです。
『I have come as a pilgrim of peace, to grieve in solidarity with all who suffered injury and death on that terrible day in the history of this land. I pray that the God of life will convert hearts to peace, reconciliation and fraternal love.
Francis  24 11, 2019』
------訳
『わたしは、平和の巡礼者として、この地の歴史の中にあるあの悲惨な日に、傷と死を被ったすべての人との連帯をもって悼むために参りました。いのちの神が、(わたしたちの)心を、平和と、和解と、兄弟愛へと変えてくださるよう祈ります。
フランシスコ 2019 年11月24日』
フランシスコ(Francesco:1936-   )
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス特別区フローレス区で、イタリア系移民の子として生まれる。
2013年2月28日ベネディクト16世(即位2005年)が、716年ぶりとなる生前退位を選んだことにともない、3月13日第266代教皇に選出された。南米初の教皇である。
前名は、ホルヘ・マリオ・ベルゴリ。
司教として貧者の救済につくしてきたことから、清貧を説いた聖人フランチェスコ(アッシジの)にちなんで教皇名としたといわれる。
きさくで庶民的な人柄とされるが、聖職者の児童性的虐待や汚職など、巨大組織カソリック教会が抱える問題の改革を成し遂げられるか注目されている。
平和記念資料館には、
1981(昭和56)年2月25日ローマ法王ヨハネパウロ二世が来広したことを記念する「平和アピール碑」が建立され東館で展示されています。
しかし、2019(令和元)年11月24日来広したローマ教皇フランシスコに関する展示物を(わたしは)目にすることがなかったのです。
2023年11月平和記念資料館東館地階に行ったとき目にしたのがここで取り上げた「燭台とキャンドル」でした。
「平和のための集い」でのスピーチ(≒演説)前に記したメッセージ(≒伝言)も展示されていました。
ので、この頁を編集しました。
教皇のスピーチは長いので、別頁で編集しました。
24.11.17.裕・編集

23.11.10.撮影
広島市中区中島町1 広島平和記念資料館東館(地下1階ロビー展示)

23.11.10.撮影

23.11.10.撮影

23.11.10.撮影
燭台とキャンドル 

23.11.10.撮影

23.11.10.撮影

23.11.10.撮影

23.11.10.撮影
      ローマ教皇フランシスコの広島訪問
ローマ教皇フランシスコは、2019(令和元)年11月24日平和記念公園を訪問し、「平和のための集い」に参加しました。
「平和のための集い」では原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)に献花した後、被爆者の体験証言を聞き、スピーチを行いました。
献花した後、
被爆者の梶本淑子さんと細川浩史さん(欠席のため代読)の証言に耳を傾けました。



平和記念公園」編



広島ぶらり散歩へ
-1981年ヨハネパウロ二世-
ローマ法王平和アピール碑
  ローマ法王平和へのメッセージ
-2019年フランシスコ-
ローマ教皇から贈られた燭台・キャンドル
  ローマ教皇の演説


広島平和記念資料館・東館


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