|
中区大手町の原爆ドーム(竣工時・広島県物産陳列館)南側にいまも残る“噴水跡”ですが、その「噴水の吐水口が」を取り上げたのがこの頁です。 |
広島県産業奨励館の洋風庭園にあった噴水の吐水口(とすいぐち) |
広島県産業奨励館の中庭の洋式庭園に噴水がありました。現在は、7本のコンクリート柱が残っています。噴水の吐水口には、これらの石の彫刻がありました。 |
上野岩人、藤本博光、山田耕作寄贈 |
「猿楽町通り周辺・原爆被災説明板」(原爆ドーム北東側に設置)をみていると、建物の北側スペースが和風庭園に、南側スペースが洋風庭園になっていたことを知ったのです。その洋風庭園の中に噴水がありその跡が、現在も(原爆ドーム同様)残っているのです。資料をみていたら広島県産業奨励館(爆心地から≒160m)そして、噴水も掲載がありました。 |
爆心地から≒130m 被爆当時町名は猿楽町でした |
|
 |
|
今(2008)年7月24日から12月15日まで広島平和記念資料館東館地下1階展示室(5)で「被爆建造物は語る」という企画展(無料です)が開催されています。展示品の中に「広島県産業奨励館の中庭にあった噴水の吐水口」がありました。広島県産業奨励館・噴水には彫刻があったと資料の小さな写真で知っていましたが、それがどういうものかわからなかったのですが、その吐水口の彫刻が展示されていましたので撮影しこの頁を編集しました。
9月19日(金)平日の午後とはいえ、わたしの他には1人の方しかおられませんでした、ぜひ見学をと思いましたのであえて期間を記述しました。 |
08.09.22裕・記編集 |