友情と平和の大太鼓

  中区中島町の広島平和記念資料館東館1階ロビーに展示されている「友情と平和の大太鼓」です。
※2014年平和記念資料館・東館や本館のリニュアル工事で、この大太鼓は、国際会議場に移されています。
広島市・大邸広域市姉妹都市提携記念 大太鼓
広島市と大韓民国大邱広域市は、平成9(1997)年5月2日に姉妹都市提携を結び、その記念として、広島市からは「平和の鐘」を寄贈しました。大邱広域市からは、平成10(1998)年5月の代表団来広に際し、「大太鼓」の寄贈を受けました。
大太鼓は大韓民国の一番古い楽器で、昔は宮中儀式の時などに用いられてきました。
この大太鼓には、広島市の平和と安泰を祈る大邱広域市民の友情が込められています。
作 者:金 鐘文 (大邱広域市無形文化財第12号)
重 量:700kg (大太鼓:500kg)
大きさ:幅2,420mm×奥行き2,390mm×高さ3,480mm
友情と平和の大太鼓
大邱広域市と広島市間の永遠の友情と平和を祈り、この太鼓を寄贈いたします。
1998年5月 大邱広域市長
広島平和記念資料館・東館1階ロビー北西のスペースに展示されています。
平和記念公園内に建立の「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」は、亀に乗った慰霊碑となっています、それは「死者の霊は亀の背に乗って昇天する」という故事から来ているそうです。この大太鼓も亀の背に乗っています。日本と韓国の人たちの友情を育み、平和を天までも知れ渡るものにしようという願いが込められているのだろうと(わたしはそう)思っているのですが。
展示だけだったこの大太鼓が、2009(平成21)年5月4日館内から出され、金武煥(キムムーファン)さん(35)によって演奏されていましたので、別頁で編集しました。
2014年9月よりはじまった平和記念資料館・東館リニュアル工事で、ここで取り上げている「友情と平和の大太鼓」の展示場だった処が、資料館資料の売店になっています。
2014年暮にわたしはこの大太鼓が撤去された事を知り、資料館案内所で、この大太鼓はどうなったのか尋ねたのです。「国際会議場に移設され展示されています」ということでした。
その時はそうかと思っただけでしたが、2015年になって国際会議場で、この大太鼓を撮影しましたのでこの頁を更新しました。
リニュアル工事が終わったら元の場所に戻されるのかなと思っていましたが、2020年からのコロナ禍を経た2023年正月観ましたが、元に戻されることはないようです。
23.05.17更新   06.06.02裕・記編集

05.07.16.撮影
広島市中区中島町1-2  広島平和記念資料館東館1階ロビーに展示

05.07.16.撮影
日本語の説明文(上記に掲載)と英語そしてハングルで説明してあります。

06.06.17.撮影

06.06.17.撮影
現在・国際会議場に(仮に)移設されています

15.01.22.撮影
国際会議場1階に仮移設されている“友情と平和の大太鼓”

23.01.05.撮影
地階に降りる階段の向こうに移設されているので近づいて見学はできません

23.01.05.撮影

23.01.05.撮影
〔壁付作品:平山郁夫作平和のキャラバン・西〕      大太鼓を南側からみました



平和記念公園」編


広島平和記念資料館・東館



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友情と平和の大太鼓
演奏された「友情と平和の大太鼓」


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