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中区中島町の平和記念公園に植樹されている「（皇太子殿下平和式典参列）記念樹（クスノキ）」です。
※記念樹の根元付近に「記念樹・碑」が建立されています。
※2019年から平和記念公園に寄付された樹木に広島市が「語り継ぐ平和の緑」という標識を取り付けています。このクスノキにも取り付けられていますので、取り上げました。 |
1960（昭和35）年2月12日平塩五男（当時・広島県議会議長）が「原爆被爆者大慰霊祭 に皇太子をお招きしたい」と表明 しました。
原爆忌の8月6日広島県、広島市共催の原爆15周年慰霊式・平和記念式が開催され約40,000 人が参列。
皇太子殿下（のちの第125代平成天皇）、清瀬一郎（1884-1967）第19代衆院議長が初めて参 列、政府は（池田首相代理の）中山マサ（1891 -1976）厚相が出席。
このとき皇太子殿下が平和記念式典に参列されたその記念として植樹されたクスノキです。 |
語り継ぐ平和の緑 台帳番号G-149 国内外からの寄付樹木
樹種：クスノキ （Cinnamomum camphora）
寄付者：皇太子殿下
寄付年：1960(昭和35）年10月9日
寄付の経緯：
1960年に皇太子殿下が平和式典に参列した記念に植えられたクスノキです。 |
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平和記念公園を何度となく訪れているのに、この記念樹碑をよく見ることもなかったのです。
根際に建立の「祈りの像」は過去に何度も撮影していましたが、今（2007年）回記念樹石碑の裏側をみて（当時）皇太子殿下が平和式典へ参列された記念樹だったのかと知ったのです。 |
| 2020年このクスノキにも「語り継ぐ平和の緑」の標識が取り付けられていることに気が付きましたので、久しぶりに撮影しました。1960年皇太子として平和記念式典に出席された昭仁殿下は、1989(昭和64)年1月7日第125代天皇に即位され、2019(平成31)年4月30日退位され、2019(令和元)年5月1日上皇になっておられます。 |
| 21.02.19.更新 07.03.06裕・記編集 |
