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中区中島町の平和記念公園北側に植樹されている「邑智の夫婦松」です。
※クロマツ(Pinus thunbergii)、アカマツ(Pinus densiflora)の夫婦松だそうです。
※当初、平和記念館北西に植樹されたが、公園再整備で現在の場所に移植されたそうです。 |
(広島市資料によると)寄付の経緯を
『〔島根県邑智(おおち)郡の〕広島邑智会の発足10周年を記念して昭和42(1967)年6月15日、贈られたものです。』 |
T字形の相生橋を北側から平和記念公園に入ると左側(東側)に植樹されている松です。
平和記念公園ぶらり散歩はじめたころからこの松はみていましたが、気に留めることもなかったのです。
今(2007)年、いわゆる観光本に取上げられることがない公園内の石碑などに目を向けてみようと思っていましたので撮影しました。
石碑には碑文はないようで、謂れはわからないのですが邑智の名前から松を調べると邑智郡美郷町の資料に目が留まり下記に掲載しましたがこれが由来かは?? |
大森から三次に至る銀山街道筋小松地字箱茂に、一つの枝が12・3メートルもある大きな松があった。
(海岸部のとある)魚屋の主人は、この松を「箱茂のお松」と名づけ、いつもこの松を目標に歩き、ここで一休みしていた。ある日、主人は、隣人に「箱茂のお松」のことを話していた。それを聞いた魚屋の女房は、「箱茂のお松」とは、男を迷わす女のことだと勘違いし、嫉妬に狂って、「お松」を呪い続けた。「箱茂のお松」は、その呪いの強さに、とうとう枯れてしまったという。現在あるのは二代目の「お松」であるそうですが。 |
※資料は島根県邑智郡(おおちぐん)美郷(みさと)町の資料を参考にしました。 |
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上の話はこの夫婦松とはかかわりがないようですね。
時々横を通っていましたが横目で見るだけでしたので、2018年久しぶりに撮影しました。
頁を更新しながら背が伸び幹が太くなったか見ました。見た目で大きくなったな〜と思いましたが。 |
19.12.11.更新 07.07.04裕・記編集 |