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中区中島町の平和記念資料館・東館東側に設置されている「災害用トイレマンホール蓋」を取り上げました。 |
平和記念公園を何年(何度)もぶらり散歩しているのに、今(2009)年1月はじめ(平和記念資料館・東館の元安川河岸側通路)に設置されているマンホール蓋にはじめて気がついたのです。
みると「災害用トイレ」と刻まれたマンホール蓋がずらり並んでしました。
そして北側に(汚物を流す水を貯めているのでしょう?)「水槽」マンホール蓋がありましたので撮影したのです。 |
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災害時たとえば、地震だとしたら、わたしたちはその瞬間から(パニックの中で)自身の身を守り、火の始末をし、家族の安全を、財産を、確保し状況を見極め避難をはじめなければならないことは頭では分かるのですが。
日常生活からはかけ離れた状況の中での避難生活がはじまりますが、 ライフラインが遮断された中で、食べるため、飲むため、寝るためには、すべてのことに努力が必要になることになるでしょう。
その中の一つ、トイレが使用できるのがいつになるのかわからない。そのような中で、もし排泄までも努力が必要だとした?男で鈍感なわたしには解らないことだったのですが、もしも、排泄を他人に知られる(みられる)ことに耐えられず、飲食を減らし、その結果健康障害につながったとしたら、悲劇が悲劇を呼ぶことになるのではと思うのです。災害時用のトイレの必要性からこの平和記念公園にも仮設のトイレが設置されることになったのでしょう。 |
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2009年撮影して以来2014(平成26)年8月の広島土砂災害、2018(平成30)年7月の西日本豪雨など広島を襲う土砂災害がありましたが、ここの災害用マンホールが使用されることは無かったのですが。
ここで取り上げたマンホール蓋周りの道路が、カラー舗装に変わったことに2020年気が付きましたので撮影しました。 |
21.06.17.更新 09.06.08裕・記編集 |