原爆ドーム健全度調査6回目(2008年)    

  中区大手町の平和記念公園・原爆ドームの「健全度調査(2008年)」についてこの頁で取り上げました。
目的 原爆ドーム健全度調査は、原爆ドームの経年劣化等の状況を把握するために行うもので、平成元(1989)年度に第2回目の原爆ドーム保存工事を行ってから健全度調査を原則3年毎に行い、今回は6回目の調査となります。
   〔日本語(上記)、英語で標記しています〕 
業務工期 平成20(2008)年11月4日〜平成21(2009)年3月31日
現場作業期間平成21年1月13日〜平成21年3月10日(予定)
調査内容
(主な調査)  
外観調査(ひびわれ、モルタルの浮き、鋼材の腐食・変形、その他不良個所)、沈下量測定(40ヶ所)、鉛直度調査(8か所)、透水試験(壁面・4か所)
調査用足場 健全度調査のため、原爆ドーム全面に調査用足場を設置し、原爆ドームと園路が近接している河川側については、落下物等による歩行者の事故を防ぐためシートを張ります。観光客に配慮し、調査時期を冬場とするとともに、落下防止用シートは原爆ドームが見通せるメッシュシートとします。
調査結果
(基づく対応)
調査結果は「史跡原爆ドーム保存技術指導委員会」に報告した上で、広島市のホームページなどで公表し、委員会での助言を踏まえ必要があれば維持補修等の措置を講じます。
調査結果の概要(広島市都市整備局緑化推進部公園整備課の公開資料)
原爆ドーム全体に関しては、異常は認められなかった。
外観は、経年によるひびわれ等の変化が認められた。
壁体は経年変化による防水性能の低下が認められた。
先月(2009年1月)報道で、原爆ドーム健全度調査用足場が組まれると知ったのですが、寒い時期は炬燵で丸くなる習性があるわたしは撮影に出かけませんでしたが、エイヤッと2月2日に出掛、撮影しましたが、本格的調査にはなっていないのでしょう、足場の外側にメッシュシートは貼られてはいませんでした。
今回調査業務をする会社は前回(平成17年度)行った調査会社と違っていたようでしたので、随意契約という事無く公正な入札が行われたのかな〜と思ったりしましたが、調査の継続性に問題がないのかなとも思ったりしました。
2月21日に立寄った時、通路に近い部分だけに養生シートが掛けられていましたので撮影していたのですが、整理が悪く、年が越しましたが説明板のようになった画像がなくてはと思い追加しました。
今回(2020年)、「原爆ドーム健全度調査」を順番に見直して編集していなかった頁を編集することにしました。
この頁は2009年編集していましたが、調査結果、足場がない時、足場を解体した時の画像を加えて更新しました。
20.07.29.更新  09.02.12裕記編集

09.01.09.撮影
調査用足場はまだ組立てられていませんでした

09.02.02撮影

09.02.02撮影
平成20(2008)年度の原爆ドーム健全度調査がはじまっています

09.02.02撮影
相生橋上から原爆ドームをみました

09.02.02撮影

09.02.02撮影
≒西より原爆ドームをみました

09.02.02撮影

09.02.02撮影
平和大橋より原爆ドームをみました

09.02.02撮影
≒南々西より調査足場が組立てられた原爆ドームをみました

09.02.21撮影
足場に養生シートが掛けられました

09.02.21撮影

09.02.21撮影
通路に地階部分だけに養生シートが掛けられました
 

09.03.09.撮影
調査用足場が解体されていました(足場が必要な調査は完了したのでしょう)



「原爆ドーム」編・全体



広島ぶらり散歩
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