原爆ドーム健全度調査7回目(2011年)    

  中区大手町の平和記念公園・原爆ドームの「健全度調査(2011年)」についてこの頁で取り上げました。
目的 原爆ドームの健全度調査を行っています。
広島市では、原爆ドームの状態を把握するため、原爆ドームのひびわれや沈下量などを調べる健全度調査を行っており、調査用の足場を3月中旬頃まで設置しています。
この調査は、平成4(1992)年度から原則3年毎に実施しており、今回の調査は、7回目の調査となります。 

   〔日本語(上記)、英語、ハングル、中国語で標記しています〕
業務工期 平成23(2011)年11月16日〜平成24(2012)年3月31日
調査内容
(主な調査)  
外観調査(ひびわれ、モルタルの浮き、鋼材の腐食・変形、その他不良個所)、沈下量測定(40ヶ所)、鉛直度調査(8か所)、透水試験(壁面・4か所)
調査用足場 健全度調査のため、原爆ドーム全面に調査用足場を設置し、原爆ドームと園路が近接している河川側については、落下物等による歩行者の事故を防ぐためシートを張ります。観光客に配慮し、調査時期を冬場とするとともに、落下防止用シートは原爆ドームが見通せるメッシュシートとします。
調査結果
(基づく対応)
調査結果は「史跡原爆ドーム保存技術指導委員会」に報告した上で、広島市のホームページなどで公表し、委員会での助言を踏まえ必要があれば維持補修等の措置を講じます。
調査結果の概要(広島市都市整備局緑化推進部公園整備課の公開資料)
原爆ドーム全体に関しては、異常は認められなかった。
外観は、経年によるひびわれ等の変化が認められた。
今回(2020年)、「原爆ドーム健全度調査」を順番に見直して編集していなかった頁を編集することにしました。
この“7回目の調査”は編集していなかったので編集することにしました。
撮影画像をみると2012年3月15日撮影画像には足場写っていなかったので、工期内で調査が順調に終わったのだろうと頁を編集しながら思いました。
  20.07.29.裕記編集

11.12.10.撮影
平成20(2008)年度の原爆ドーム健全度調査がはじまっています

11.12.10.撮影
相生橋上から原爆ドームを見る

11.12.10.撮影
調査用足場はこれから組み立てられるようでした

12.01.12..撮影
≒西より原爆ドームを見る

12.01.12..撮影
北面東面の調査用足場が組み立てられていました

12.01.12..撮影
西面の足場はまだ組立てられていませんでした

12.01.12..撮影
(西面の足場はまだでしたが)南面1階は足場が組まれていました

12.01.12..撮影

12.02.09.撮影
西面の調査用足場が組立てられていました

12.02.09.撮影
ドーム部分の鉄骨の状態も調査されるのでしょう足場が組まれていました

12.02.21.撮影

12.02.21.撮影

12.02.21.撮影

12.03.15.撮影
(健全度調査は順調だったのでしょう)調査看板にあった3月中旬頃には足場は解体されていました



「原爆ドーム」編・全体



広島ぶらり散歩
原爆ドーム健全度調査8回目(2014年)
原爆ドーム健全度調査7回目(2011年)
原爆ドーム健全度調査6回目(2008年)
原爆ドーム健全度調査5回目(2005年)
原爆ドーム健全度調査4回目 (2002年)


inserted by FC2 system