1972 |
昭和47年 |
ユネスコ総会で世界遺産条約採択されました。 |
1992 |
平成4年6月 |
政府同条約批准。 |
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9月 |
広島市議会世界遺産推薦リストに原爆ドームを加えるように求める(宮沢喜一首相への)意見書を採択。 |
1993 |
平成5年1月 |
平岡敬広島市長が国に推薦を要望。 |
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※ |
文化庁は「原爆ドームは文化財として年代が新し過ぎる(文化財対象外)」と主張、推薦を門前払いしようとしました。 |
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5月 |
連合広島の呼びかけで「原爆ドームの世界遺産化をすすめる会」発足。 |
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10月 |
165万人を越える署名簿を添えて請願書を衆参両院議長に提出。 |
1994 |
平成6年5月 |
羽田孜首相閣僚懇談会で石田総務庁長官、熊谷官房長官へ登録の為の条件や要素を揃えよと指示。 |
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29日衆議院文教委員会が全会一致で採択、次いで本会議でも採択されました。 |
1995 |
平成7年1月 |
文化庁の諮問を受けた‘近代の文化遺産の保存・活用に関する調査研究協力者会議’が史跡対象を“第二次世界大戦終結ころまで”へと枠を広めるように諮問。 |
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5月 |
原爆ドームの史跡指定。 |
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9月 |
世界遺産への推薦が決まりました。
文化庁推薦理由: |
人類史上初めて使用された核兵器の惨禍を如実に伝えている。時代を超えて核兵器の究極的廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和記念碑である。 |
遺産の範囲: |
原爆ドームの敷地0.39ha。
世界遺産条約で設置義務がある緩衝地帯(バファーゾーン)は平和記念公園全体を含む42.7haとなった。 |
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広島市は「美観形成要綱」(原爆ドームと平和記念公園周辺の建物のデザインや色を指導する)を制定。 |
1996 |
平成8年6月 |
中国地建が原爆ドーム対岸の元安川に親水護岸を整備。 |
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12月 |
5日登録決定。 |
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2006 |
平成18年 |
高層マンション建設で世界遺産リストから登録抹消されるのではとの問題が出ました。
「美観形成要綱」をつくったものの建物の高さ制限がなかったことがこの問題に大きく影響していました。 |